千葉県成田市になるANAクラウンプラザホテル成田に滞在しましたので、お伝えします。
成田空港用のホテル
同ホテルはいわゆる空港ホテルであり、成田空港から出発、到着する人が便利な立地となっています。成田空港からシャトルバスでアクセスするのが便利ですが、国際線が9割以上運休している中ではシャトルバスのコストだけが嵩むのか成田空港とのシャトルバスは運休となっています。
一方で、成田駅とのシャトルバスは運行されていますが、成田線よりも運行間隔があり、成田駅に着いてから一時間以上待たされるケースもあります。
そのため、成田空港からタクシーで行くのが一番早いアクセス方法です。タクシー代をかけてまで同ホテルに行くのであれば、成田市内に泊まった方が良いのですが、IHG修行で貴重な低コスト滞在ができるとなるとそこはタクシー代を犠牲にしてもとったところです。
館内設備
ロビーは吹き抜けで大きく、日本の玄関口の空港にあるだけあり、空港ホテルによくある淋しさを感じることはありません。
館内にはフットボールパークがある他、プールやフィットネスジムのある会員制ヘルスクラブ「サンテロワ」があり、宿泊客でも利用できます。今は閉館時間が早いため、利用したい人は利用時間のチェックが必要です。
また、同ホテルの周りは道路か林しかなく、買い物は難義しそうですが、ホテル内にファミリマートがあり、弁当なども普通に販売されています。
24時間営業していますが、深夜・早朝はホテルのフロントのスタッフに声をかけると扉を開けて、レジ係になってくれます。
ルーム
エレベーターホールや廊下は白とグレーでまとめられ、シンプルであります。
クラウンプラザらしさで言えばえんじ色と言う感じですが、ちょっと異色です。
部屋は広めのダブルルームです。ワークデスクとカフェテーブルとチェアがあります。ワークデスク天板にはミラーが収納されており、化粧台にも変身します。
設備についてはクラウンプラザとしては珍しく、ズボンプレッサーではなく、アイロンとアイロン台があります。
セキュリティボックスや部屋着、スリッパは日本国内標準です。朝刊サービスもあります。
水回りについては、結構広めであり、京都や金沢級の広さです。しかし、経年感はちょっとあります。アメニティは日本のクラウンプラザ標準と言ったところです。
据付のドライヤーの他に、イオンドライヤーもあります。据付のドライヤーは風の強さが弱いための対策なのでしょうか。
窓からの景色はエアポートビューでした。管制塔などのライトは煌々と点灯していますが、こんな時世なのか、離発着する航空機の姿を見ることはなく、音さえ感じないほどでした。
朝食
これ以上のルームアップグレードがないためか、無料の朝食券となりました。一階のレストランカフェ・セレースが会場となります。
朝6時からであり、この日は20分には出ないといけないため、軽食と言ったところです。
テーブル間隔は広げているようであり、対策が取られています。
朝6時ちょうどではありますが、インターナショナルな雰囲気を感じる人たちもいます。
基本的にはバイキング形式ですが、とるものはすべて個別に分けられており、ラップで包まれています。ご飯やみそ汁はオーダーしてスタッフにテーブルまでもってきてもらう形式となっています。
最後に
同ホテルは成田空港利用前提のホテルと言っても過言ではなく、成田空港が正常に機能しないとアクセス面などで不便を感じるかもしれません。
逆に、マイカーやレンタカーでアクセスして、千葉の大自然に触れつつ、快適な睡眠をお手頃にしたい場合には、有益かもしれません。
新コロ時代、新しい利用方法を自分なりに考えてやってみるのが良いかもしれません。