十八番な路線をビジネスクラスで搭乗してみましたので、お伝えします。
エアージャパン
ANAのシンガポール便では最も朝早く旅経つ便であります。往年のSIN修行では、土曜日の18時前に到着して、一応ホテルにチェックインして朝4時台に起きてタクシーで空港に向かっていましたが、それが面倒となり、前夜に空港にチェックインしてラウンジで酒盛りして夜を明かすと言うのがスタイルとなっていましたが、ターミナルも変わり、昔々のように早朝にタクシーで来ました。
2019年に寝坊して、羽田行きのフライトに変更したことがあり、そのトラウマからか一睡もできず、目がしょぼしょぼする中でチャンギ空港に到着です。
日本人以外はセルフチェックインで悠々と出国していますが、ANA便は日本行きと言うこともあり、人的チェックで長蛇の列ができていました。
と言っても、ダイヤモンド会員の場合は列は不要であり、すぐにチェックインができました。
もちろん、この青い画面が前提であり、航空会社がワクチンの接種証明とPCR検査陰性証明(当時)を指差し確認でチェックしていました。
ANA便はターミナル1のDエリアにあります。しかし、欧米のいわゆる外人は靴を脱ぐのも恥ずかしいと言う感情があると刷り込まれていますが、地べたで寝ています。
これは昔からであり、チャンギ空港のカーペットが心地良いのか、時差がアジアでは共有できないくらい辛さがあるのかわかりませんが、みっともないと言えます。
そんなエリアを抜けると以前と同じく、チャンギ型のゲートでの手荷物検査があります。優先レーンはありつつも、誰が優先者なのかわからないところもありますが、あまり変わりません。とにかく眠いです。
搭乗券にはなぜかNQ802の便名が刻印されています。シンガポール当局法令なのか、任意なのか不明ですが、昔からエアージャパンというフレーズは耳にしており、不思議であります。
まあ、NQ便で何も不便はなく、プレミアムポイントもマイルも翌日には積算されます。
今回は9H席と言うダイヤモンド会員からするとババみたいな席であります。後ろ席に乳児を同行する夫婦がいました。
ギャートルズであり、最近の子供は眠らないのか終始、暴れん坊将軍でした。
9Hはスペース的には良いですが、サービス的には遅いエリアであります。ただ、後列=遅いのイメージが認知されているのか、「遅くてすいません。」とかフレーズはあるので、激高することは有りませんでした。ただ、やっぱりサービスは遅いです。
スペースはあって良いのですが、どうしても、後列は後列であります。エアージャパンの便名がついてもANAであります。
前に座っている人の価値と後ろに座っている人の価値を選別するプログラムがあると便利かもしれません。
やり過ぎると人権侵害ですが、ある意味、まっとうと言えます。
スパークリングとか撮影できるのも右利きの人の多いと言うことかもしれません。どうしても日本では右と左が大きく分断され、他国から見ると些末かつ、戦略がない事でもあります。
フライト
T1はスクートやindigoが多く、こうしたフライトではゲートは混雑していました。飛行機代が高いこのご時世なので、安いものには殺到するようです。
ANA787の得意技のシェードを発揮すれば、夜明けも眩しくなく、印象的な景色となります。シンガポールとクアラルンプールの早朝便はこうしたケースは多くあります。
食事
早朝便は朝食なので、損した気がしますが、一応オーダーします。メニューは北米線と同じカラーリングでした。
朝でもきちんとシャンパンが出てくるのはビジネスクラスであります。エコノミーでもいきなり、白ワインは頼んでいたことでしょう、
メニューは
前 菜
胡麻豆腐
さつま芋茶巾絞り
玉子焼き
海老煮
主 菜
メバル塩焼き
白御飯
味噌汁、香の物
フルーツ
海老煮かぜ一番おいしい感じがしました。酒のお供なのですぐに消えてしまいました。
メインは青魚のメバルであります。国内線プレミアムクラスだと赤魚祭りでありますが、国際線、特に海外発は青魚が多いようです。塩味と旨味が如実に出るので、お酒またはご飯が進むのにはポジティブであります。
食後
いつものことですが、食後もワインを続けます。気を遣ってかおつまみも添えられます。ハラール認証のあられであります。このあられに遭遇するのは3年振りであり、それ自体が感動してしまいます。
さらに白ワインを頼みエアージャパンに乾杯であります。
往路で映画を観てしまったため、復路は選択肢が少ない中で、アメリカの番組らしき、マグロ釣りのドキュメントがありました。
マグロ釣りと言うと年末年始のおせちのように大間のマグロ釣りがドキュメントで放送(テレビ朝日かテレビ東京)されます。
警視庁24時だと記者クラブが円滑に事件の情報を入手するバーターと考えられますが、大間の場合はどんなメリットがあるのかわかりません。まさか、ただでマグロをスタッフが食べたいがために取材していると言うことはあり得ず、不思議であります。
大マグロを吊り上げ一発逆転と言うストーリーですが、味付けはほぼ目撃!ドキュンであり、下北の人をどう捉えているか疑問であります。
脱線しましたが、アメリカ版のドキュメントはお金持ちの道楽に仕上げられており、ダイナミックであります。
そんなことを思いつつ、台北辺りを通過します。以前、同便において、まさかの乗り過ごしをしたこともあり、今回は前日17時に昼寝から目を覚ましてから一睡もできず、フライトのに臨みました。
当時、目が覚めたのSIN時間の8時であり、スマホに着信履歴が5時台にあり、青ざめた記憶があります。ダイヤモンドサービスデスクに連絡して羽田行きのフライトに変更(しかもビジネスクラスUGもOK)して、事なきを得ましたが、朝早いフライトは苦手であります。
機内でお酒を飲むと眠くなりますが、今回は寝ることなく、パソコンで仕事をしていました。
締めはラーメン
日本領空に入り、締めのラーメンを頼みます。一連の旅程で、ラーメンだけは禁じ手としていましたが、ついに頼んでしまいました。
一風堂ラーメン コク極まる味噌「大地」でありますが、麺は冷凍を電子レンジで解凍、スープも1-2分のレンチンが想定されます。
デンマークのバターが添えられ、遅い昼食なので胃もたれもせず、ちょうど良いくらいです。
ランディング
シンガポールから成田空港に着陸の場合、銚子岬を望み、霞ヶ浦で大きなターンをして、C滑走路着陸がパターンであり、なんとなくそれがしみついています。
霞ケ浦を背にすると着陸であります。
なんと、成田の本丸のA滑走路に着陸します。NARITAの植栽が印象的であります。
到着前はカラフルであります。787個の施策は後どれぐらいあるのか楽しみでもあります。
成田空港も検疫で導線は大変ですが、もともと広いNRTだけあり、迂回的なルートはなく。鉄道駅まではまっすぐな導線でした。
エスカレーターを降りる断面まで来るとすべて通過しており、税関ぐらいであります。税関も電子的な申請が今はでき、紙媒体よりも質問が少なく、早いです。
電子の方が事前にログや本人性の確認がとりやすいので当たり前ではあります。
この画面ほみると何しに日本に来た番組を想起します。海外でのリサーチの源泉はどこにあるのでしょう。海外案件は由来も確認が必要です。
最後に
成田ではAir Japanのマークが入った機材が多く、AKXと同じような運用がされていますが、成田行きのNH802便は昔から、エアージャパン(NQ802便)が設定されています。
この理由は不明ですが、ANAにとってはメリットはあるのでしょう。