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さらば、クアラルンプールか

KL

金曜の夜に羽田を出発して、日曜の午後まで滞在できたクアラルンプールも今後はできなくなる可能性もあり、考察してみました。

往年のクアラルンプール修行

金曜日の深夜に羽田を出発し、一流ホテルが安いクアラルンプールで一泊して、日曜日の昼下がりにクアラルンプールを出発して、羽田には日曜劇場が終わるころに到着する旅程をクアラルンプール修行とも言えます。

ラウンジを楽しむ人、ビジネスクラスを楽しむ人、現地を楽しむ人、色々でした。もちろん、タッチも多く、朝にKLIAに到着して、そのままラウンジで滞在して羽田に戻るという人も多かったかもしれません。ホテル修行にはクアラルンプールの滞在は貴重なSTAYであるとも言えます。

しかし、新コロが長引くと一番先にお手上げとなるのが、NHと言われ、マイル修行のパラダイス行きが減便または運休となる可能性があります。

国際線をJLとNHを統合するというような話も最近かなり出ていますが、どうなのかと思います。ACがCPと統合した前歴はありますが、日本での新コロの深刻な罹患が少ないミラクルのように、何とか持ち答えて欲しいところです。

まあ、そうしたことがないとしてもKUL路線は整理されるのは見当がつき、OKA-SIN復活となるかもしれません。

ANAは今後どうなるのか

同社では1兆350億円の資金確保に加えて、さらに数千億円の資金確保をする協議をしているようです。収入がある前提ではありますが、1年間で1兆350億円をコストとして使うと1秒間に20万円コスト流出が想定され、ダムの放流のようにコストが流れていくようにも思えます。

年々、インバウンド化が高まり、さらにオリンピックに応えるための増便、リゾート需要喚起で成功しが見えてきたハワイ路線など、新コロがなければマーケティングとしては秀逸と言えたかもしれません。

一方で土俵の真ん中で相撲をとるJALが新コロを予想していたかと言えばそうでもなく、積極的に投資をしながら、成長戦略を描くことにポジティブな機関投資家からはダメ出しされていたことも想像できます。

企業年金に重きを置いたり、ライフラインとして大型機を飛ばしていたりするわけでもなく、経営的にはあまり責任がないと言えます。

人的にも燃料的にもコストがかかる77Wにおいては欧州ではようやくミュンヘンに飛ばすぐらい慎重であり、過去のようなパリにジャンボ機を飛ばすようなことはなく、結構利用者から見ると渋いと言った感じさえします。

そういう意味では、拡大基調でその需要にこたえ無理したとは言えるものの、幻想を描いていたわけではないようです。

アフターコロナというか体内宿生あたりまえの新コロ時代となるとより、世界との結びつきをしないといよいよ日本は沈没するかもしれません。

元の世界に戻るのは早いかもしれない

アメリカの製薬メーカーでのワクチン治験の経過良好の報道は、将来を先取りするともいわれる株価が一気に上昇し、先が暗くない状況も見えています。現実的には新コロがクラスターしても、毒ガスのように軒並み倒れるような事例もなく、やはり、政府は言明しないものの、経済活動をしないといよいよ家計にも影響が出て来るかもしれません。

実際に既に困っている人もいれば、家で仕事をして以前と変わらず収入が入る人もいて、その緊迫度に温度差がありますが、いずれはすべてが影響を受けそうです。

新しい日常などとありますが、人類がこれまで経験したことを再び戻したいという願望を各界総力を挙げれば、過去の歴史よりも早期に克服できることを期待したいところです。

最後に

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新コロがなければ今頃、東京オリンピック観戦の状況やそれから逃れて遠い海外のステイをSNSで飾っていたことを考えると、決して蒸発してなくなったわけではなく、需要はあるといえます。

そうは言っても、当面は借金返済もあり、クアラルンプールに金曜の夜に出掛けて、それなりにたっぷり海外を楽しんで、週明け前に帰国という旅程は厳しくなるかもしれません。

しかし、新コロは人類滅亡につながるとは言えず、復活する日が一年後までには来ることを想起し、旅行好きの人は国内旅行で筋トレしてその日に向かえることが共存共栄の道とも言えそうです。

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