ANA ブラックフライデー セールのスーパーバリューセールで格安の初日の出フライトが可能か考えてみました。
ANA ブラックフライデーの概要
ANAブラックフライデーではフライトだけでなくツアーやショッピングなどでもセールを行うのですが、ブラックフライデーと言いつつ、ANAにキュン!の29日にかけて、11月29日と30日、12月1日が対象となっています。一部は11月29日のみとなっています。まあ、ブラックフライデーと言えばブラックフライデーではありますが。
そうした中で、フライト関連のセールをピックアップしてみました。
年末年始搭乗 国内線ANAスーパーバリューセール(便限定、11月29日販売限定)
搭乗期間:2024年12月27日(金)~2025年1月5日(日)
羽田発着路線
大阪伊丹、大阪関西、大阪神戸、秋田、庄内、富山、小松、岡山、広島
大阪伊丹発着路線
仙台、新潟
運賃
9,000円~11,000円
年末年始にしては9,000円から12,500円と安く、すべて本州内ではあります。新幹線で乗り換えなしで行ける、または、1回の乗継で行ける行ける都市が設定されています。新幹線に対抗しているようにも見えます。
ただ、便限定であるため、設定されている便を見ると羽田から年末に全国各地へ、全国各地から年始に羽田と言う設定はなく、東京に帰省や東京に旅行と言う人には良いかもしれません。
また、1月1日は羽田からのインバウンドとアウトバンドともにフライト設定が多いので、元日に日帰り弾丸の飛び初めと言うのも有りかもしれません。ここに何かレアなフライトをインスピレーションしてしまいました。Inspiration of Japan です。
国内線特典航空券 減額マイルキャンペーン
続いては、特典航空券の減額マイルキャンペーンであります。
対象路線:全方面(能登路線を除く)
搭乗期間:2025年1月9日(木)~2月28日(金)予約発券期間 11月29日と30日、12月1日
必要マイル数にはトクたびマイルに準ずる形で少しマイル数は多めですが、搭乗期間が多く、能登以外のすべての路線であり、予約・発券期間も3日間あるので、結構、楽しんで探せそうです。
マイル数は後述の記事で詳細をお伝えします。
対象搭乗期間はローシーズンそのままなので、マイル数が値上げを少しでも低くした感じで割安感を出すのかもしれません。
ANA国内線 プレミアムクラス セール
プレミアムクラスは国内線しかないので、ANA国内線とタイトルは不要かと思うのですが、誰にもわかりやすさと言う事かもしれません。
詳細は当日発表と言う事で、こちらも追って内容を記事にしてみたいと思います。
初の日の出フライト
そして、今回の搭乗期間で気になったのが、先述のとおり、国内線ANAスーパーバリューセールでは、元日の設定が多いところであります。元日発のセール運賃設定がある空港は以下のとおりです。
秋田、仙台、庄内、羽田、新潟、富山、小松、大阪伊丹、大阪関西、大阪神戸、広島
となります。
初日の出時間
元日と言うと初日の出フライトであり、各地の初日の出時間は下記のとおりです。
秋田県秋田市 7:00
宮城県仙台市 6:53
山形県山形市 6:55
東京都江東区 6:50
神奈川県横浜市 6:50
静岡県静岡市 6:54
愛知県名古屋市 7:00
新潟県新潟市 6:59
富山県富山市 7:03
石川県金沢市 7:05
奈良県奈良市 7:03
大阪府大阪市 7:05
兵庫県神戸市 7:06
岡山県岡山市 7:11
広島県広島市 7:16
空中で日の出が期待できるフライト
以上のうち、フライトが上記の各都市の日の出時間前に出発する便は以下のとおりです。
羽田 985便(伊丹行き 6:20)
411便(神戸行き 6:40)
関西 990便(羽田行き 6:50)
伊丹 986便(羽田行き 7:05)
伊丹 1137便(仙台行き 7:05)
神戸 412便(羽田行き 7:05)
東京以北の都市は日の出が早いのと、フライト始発が比較的遅いため、地上で日の出となってしまうところが多いと言えます。
そうした事から絞られる上記は一応、日の出前に出発するフライトではありますが、飛行機の出発とはドアが閉まり、トーイングトラクターでプッシュされ動き出す(空港によっては自力で動き出す)時間であります。
以上を鑑みると出発時刻から5分から20分ぐらいは実際の離陸までにかかると言えます。そうなると下記のフライトに絞られそうです。
羽田 985便(伊丹行き 6:20/日の出6:50)
411便(神戸行き 6:40/日の出6:50)
関西 990便(羽田行き 6:50/日の出7:05)
羽田発985便は遅れがなければ、6:40に遅くともD滑走路から離陸するので、機上から日の出が見られると言えます。しかも、離陸後10分程飛行しているのでタイミングが合えば富士山付近となりそうです。
同じく、羽田発411便(神戸行き 6:40)もD滑走路から離陸しているタイミングではすでに日の出を迎えていますが、アクアライン上空で天気が良ければまだ上りたての太陽は拝めそうであります。この2フライトは日の出時間にはかなり高度が高くなっているので、撮影断面では、雲の上からの初日の出が期待できそうです。
関西発990便(羽田行き 6:50)は大阪神戸の日の出が7:05~06であり、定刻に出発すると関西空港は離陸までそれほど場所的にも時間帯的にもかからないのでチャンスはありそうです。
ちなみに、元日に岡山発でスーパーバリューセールの設定はありませんが、岡山発652便(羽田行き7:05)も出発から離陸までそう時間はかからないと想定され、日の出が遅いので可能性はあります。ちなみに予約検索してみると、この日の機材は今のところ、76Eとなっています。
窓側はどちらが良いのか
先述のとおり、以下のフライトが空中で初日の出に遭遇できそうであります。
羽田 985便(伊丹行き 6:20)
411便(神戸行き 6:40)
関西 990便(羽田行き 6:50)
基本的に西に向かうフライトは進行方向左側が東であり、東に向かうフライトが進行方向右側が東側であり、東から昇ったお日さまが西に沈むと言うこととなります。
西行きの羽田985便と411便は定刻通りに出発すれば、A席で臨むことが出来そうです。985便は条件が良ければ富士山の北側を飛ぶ可能性もあり、初日の出と富士山と言うケースも考えられます。411便も時間通りに行けば初日の出の時間前後には木更津あたりで既に進路を西に向けているのでA席が良いかもしれません。
一方で西日本から出発の関西990便は微妙であります、一旦、西に向かって離陸して徳島辺りで進路を東に変えるとなるとA席が良いのかK席が良いのか判断は分かれます。ただ、どちらの席も日の出の位置は別として、それには遭遇しそうなので、初日の出フライトとなる可能性があります。
対象外の岡山発も同じようなケースが想定されます。76Eなので、当記事の本旨とはかけ離れますが、プレミアムクラスで窓側確保も有りかもしれません。
以上からすると、985便(伊丹行き 6:20)が一番、好条件のようです。まあ、同日同時間は各キャリアが富士山付近に高額な料金の初日の出フライトをたくさん出しているので、伊豆半島の南側を飛ぶ可能性もありそうです。その時は日いづる国らしく、ピュアな初日の出となりそうではあります。
最後に
初日の出になりそうなフライトは1月1日の運賃はANA ブラックフライデーセールでは11,000円であり、1月1日にかけているようでもあります。高額な初日の出フライトよりも空港に行く時間が緩くてA席かK席が空いていれば、格安で初日の出フライトを確保できるのかもしれません。
まあ、無理だと思いますが、プレミアムクラスに空席が2日前から発生すれば、おせちのプレミアムクラス機内食も出るので、色々と期待は膨らみます。
11月28日中にフライトルートなどチェックしてみて、29日0時に臨んでみるのも有りかもしれません。