ANAマイル修行において、知る人は知る貴重な存在であるエアチャイナ(中国国際航空)ですが、そのビジネスクラス運賃の安い路線と理由について考えてみました。
エアチャイナ・ビジネスクラスの乗得路線
エアチャイナは日本発券でも時期と場所によっては乗り得な路線があり、ANAマイル修行をしたことがあれば一度は利用した、検討したことも多いと思います。
個人的にはほぼ毎年利用しています。PP単価が安いのはもちろん、年々サービスが良くなっています。コスパだけでなく、ANAだけで10万PPを稼ぐよりもコストと予約のし易さからメリットはあります。
最近では新機材の投入が多く、シンガポール路線や欧州路線ではボーイング787型機やエアバスA350-900機を利用でき、十分にスペースを確保されたビジネスクラスはコスパ最高と言えます。
乗り得路線は結構ありますが、日本発の場合、東南アジアは秀逸です。東京が空いていない場合でも名古屋発が空いていたりします。
ソウル発券は極みであり、欧州発券はANAや欧州系の航空会社を利用するのが無駄となるクラスの安さの時期もあります。
ANAではマイル加算は125%加算であり、それが一番の強みかもしれません。
ビジネスクラス 上海=モスクワ往復
今回は閑散な時期の2月で計画してみました。
旅程
往路は2月8日の夕方に浦東空港を出発します。北京では18時間の乗り継ぎ長いものの、ホテルでゆっくり寝ると考えるといい時間です。北京からモスクワは3,600マイルほどであり、東京からジャカルタ往復程です。
機材はA330であり、フルフラットのシートであり、ひたすら寝るのがベストビジネスクラスの過ごし方かもしれません。
復路は2月13日となります。夕方にモスクワ経ち、翌朝上海に到着し、上海での乗り継ぎ時間は半日かかります。上海をどう楽しむかが旅の本領であり、選択肢は沢山ありそうです。
運航・予約クラス・プレミアムポイント
運賃・予約クラス・プレミアムポイントは下記のとおりです。
運賃 133,910円
予約クラス Rクラス(125%+400PP)
プレミアムポイント 12,332PP
PP単価 10.89円/PP
ロシアはビザが必要ですが、マイル修行を兼ねて、新たな街に行く挑戦をするのも楽しいかもしれません。冬場は夜が長いため、睡眠時間の確保にはいいかもしれません。
運賃は13万円台とヨーロッパ行きのビジネスクラスとしては安いと言えます。
最後に
エアチャイナは中国国内線も運航しており、国内線の需要は相当ありそうです。国際線についても中国から海外に行くだけでも需要は相当ある一方で、その分の供給を用意するとしても、需要の波はあり、その差が安さにつながっているのかもしれません。
年々サービスは向上しており、日本の航空会社よりも世界各地への就航が多く、コスパを最大に体が楽なフライトを利用するには良いかもしれません。