AIR DOを利用して4月が近い帯広まで行って見ましたので、お伝えします。
61便の朝は早い
エアドゥ61便は羽田発6:55と言う事で、6時には羽田に到着していたいところです。早朝の場合は運行間隔の長い鉄道よりもリムジンバスを使うのですが、バスタ新宿便が満席であったため、TCATにアクセスします。
かつては混雑したTCATは早朝と言う事もあってか、ひっそりとしていました。とても都心にあるバスターミナルとは思えません。
バスタ新宿路線はほとんどがトンネル区間であり、大井車両基地付近で新幹線が見られるぐらいですが、TCAT路線もトンネルは多いのですが、それほどでもなく、丹下設計、鹿島作の何かと話題の建物が見えます。バスタ新宿もTCATも乗っている時間はあまり変わらなくらいです。
早朝のANAスイートラウンジ国内線です。朝早いこともあって高血圧ですが血圧低めなのであまり動かずにクラシックなエリアで佇みます。
本日はバスラウンジ出発のため、早めに出ます。6時代前半でも混雑しているのはさすが羽田という感じです。一方で20時を過ぎてしまうと物凄く静かではありますが。
本日は503番ゲートからの出発です。HD61便搭乗ですが、当然NH4761便での発券であります。
北側の沖止めではなく、南側の沖止めに向かいます。ボーイング777-300ERなどの国際線機材が良く見えるエリアでした。
搭乗
結構な強さの雨の中、搭乗です。東京でもコートが必要なくらいの朝でした。
本日は非常口配列です。3-3配列のナローボディ機であり、ANAからのお古の機材のようです。
非常口座席なので足下広々であります。隣席はいませんでした。早朝便だと同列が開放されてもなかなか指定する人が少ないと言う事なのでしょう。


本日はB737-800ではなく、B737-700です。機体番号はJA15ANであり、エアドゥとしては2013年に登録されていますが、最初は2007年10月に登録された機材であります。ダイヤモンド修業を始めた時の機材であります。
機内誌は紙のものが用意されています。「ラポラ」と言う名前です。
本日の帯広へのルートは途中までは釧路や女満別までと同じ道東ルートであります。


本日はC滑走路を北側に向かって離陸でした。離陸後にすぐに右旋回してスカイツリー辺りを通過していきます。このルート、結構建物の上を飛ぶので何かあったら大変でしょうね。
エアドゥでもWiFi通信を利用した機内エンターテイメントが自分のスマートフォンで利用できます。フライトマップは当然のように利用できます。
ビデオが見られ、「吉田類の北海道ぶらり街めぐり」と言う番組がありました。街めぐりと言いつつ、呑んでいるようですが。電子書籍ではグループ会社のソラシドエアの機内誌の「ソラタネ」が読めます。


ドリンクの案内はシートモニターに表示されます。手作りと言うかポップな画面です。北海道にこだわりがあり、ジュースと水以外は北海道関連のようでした。
スープはこんぶスープでした。帯広線は日高昆布なのでしょうか。
昆布のことを考えているまさに襟裳岬が眼下に見えてきました。陸路で襟裳岬まで行こうとすると遠いですが、飛行機だとあっという間です。この海が旨味をだしているのでしょう。
襟裳岬からあっという間に着陸であります。名残雪がまだある空港に着陸です。ムンバイ空港に着陸する時はとても緊張するのですが、そんなこともなく着陸でした。


日本の地方空港は金太郎飴のような感じでおおよそ似た建物と外までの動線であります。大空港以外はどこも似ています。海外だとバラバラですが。
帯広駅へ
朝7時前に羽田を出発したので、帯広空港には9時前に到着です。早速、空港バスに乗り込みます。幸福駅で下車しようかと思いましたが、その後のローカル路線バスとの組み合わせが悪く断念。バスから束の間の車窓を楽しむことに。
何気ない景色のようですが、やはり北海道を感じさせます。数日後には4月ですが、畑はまだ白いです。この時期になると昼夜の寒暖差で雪が固くなり、朝方は雪に脚をとられずに歩けたりして、クロスカントリースキーとかはスピードが出た記憶があります。
八ヶ岳の麓でも似たような景色を撮影した記憶がありますが、やはり北海道な景色であります。
このあと、耐雪・寒冷仕様な北海道な建物が多くなり、帯広市街地に入っていきました。
まだ、9時は15分しか経っていないのですが、帯広駅です。羽田は早朝とは言え、この時間に帯広駅とはワープ感があります。帯広駅の近くに日帰り温泉でもあれば良いのですが、ホテル館内にあるところしかなく、この時間ではホテル客で混んでいるので、最寄りのセイコーマートに行きます。
最後に
今回は久しぶりの国内線に搭乗してみました。いざ北の大地へということで、就学、就職、転勤・引っ越しの時期に利用してみました。当然のように北海道は残雪な白い景色でしたが、春の気配も感じるも、冬型の嵐が接近しており、冬な景色でした。
帯広に行くにはANA運航便では行けないので、エアドゥ便となりますが、直前に非常口座席指定が出来たりと快適でした。
来年、2026年春からはこうしたことが出来るのかやってみないとわかりませんが、来年もこうした景色と体験が出来ることを期待したいです。