アディスアベバ空港にあるエチオピア航空のシェバマイル・プラチナ・ゴールド会員とスターアライアンスゴールド会員向けのラウンジを利用しましたので、お伝えします。
ラウンジレビュー
ラウンジの場所はA13ゲート近くにあり、AゲートとCゲートは比較的近いのですが、バスラウンジとも言えるBゲートは遠く10分以上はかかります。Bゲートはヤギを納屋に入れるように同社のスタッフが人扱いしないかのように案内している感じでした。
エチオピア航空のアディスアベバ空港のラウンジは2種類あり、ビジネスクラス搭乗者用のクラウドナインラウンジとエチオピア航空シェバマイル上級会員とスターアライアンスゴールド会員向けのラウンジである同ラウンジがあります。
10年前利用していたところとは全く変わっており、広くなっています。同国の経済成長率も考えるとこうなるのでしょうね。座席は結構色々なタイプがあるのですが、ベンチタイプは長時間乗り継ぎ利用者がベッドとして利用しているため、意外と座るところが少ない印象もありました。
一部には天窓も有ったりします。昔はなかった気がします。
コンセントについては基本的に床かベンチ席の足元にあるので長いケーブルでないと対応できません。唯一ハイカウンター席には机上にコンセントがあります。長居するには少し疲れる座席でもあります。コンセントについてはユニバーサルタイプですのでアダプタ不要で利用できます。
ラウンジ内にはシャワーがあります。夜行便が多いので、重宝しますが、アディスアベバ空港は夜はとても人が多いので利用までに時間がかかることが想定されます。ラウンジ自体も夜は相席するぐらい混雑します。
今では珍しくなった雑誌もあますが、あまり利用されている感じはないです。時代の趨勢は国を越えて進むのが実感できます。
一段高いところにピアノがあります。弾いている人はいませんでした。自動演奏とかではない感じでした。
ワインセラーのようなディスプレーがあります。色々な種類があるのかと期待してしまいます。実際提供されるワインはそれほどありません。
フードについてはホットミールにサラダに冷製おつまみと言った感じであります。クリームパスタとカレーのような煮込み、豆の煮たものなどラウンジによくあるものです。ただ、サーモンのムニエルは立派な切り身を使ったもので人気がありました。
造りおいたカクテルがありました。カクテルはシェイク仕立てだからカクテルではと感じてしまいました。
ワインについては昼の時間帯は自由に注げるように置かれていました。白ワインはスペイン産のものでしたが、なくなると違う種類のものが置かれていました。
不思議なことに夜間になるとアルコールはバーカウンターで注ぐのみとなります。昼の部と夜の部の間にインターバルがあり、昼の部が終わると食事は片付けられ、食べ物はスナック類、ドリンクは缶ビールとソフトドリンクのみとなっていました。その時間帯に利用の人は貧乏くじだと思うのですが。
夜の部も19:30からと少し遅いのではないかと感じてしまいます。まあ、不夜城のように深夜便が多いのでスタートが遅いのかもしれませんが。
今回は16時前のフライトでしたので、昼の部の食事に何とかありつけました。スモークサーモンとサーモンのムニエルとビーフ煮込みとタンパク質多めとしてみました。エコノミーの機内食よりは美味しいのですが、味付けは別途ソルトが必要な感じでした。
バーカウンターにはスターアライアンスゴールドマークがありました。エチオピア航空はTHE NEW SPRIT OF AFRICAがブランドスローガンのようです。Inspiration of Japanはいつまで使うのでしょうか。
最後に
今回はエチオピア航空の本丸であるアディスアベバ空港の同社ラウンジを利用してみました。10年前に利用した時はまるで別ものと言う表現が妥当なくらい劇的ビフォーアフターでした。
アフリカの空港ではここまでのクォリティのあるラウンジはまだまだ少ないのかもしれませんが。ビジネスラウンジも利用しましたので、それはまた別のお話で。