香港から南米はかなり遠い場所であり、マイルも上級資格ポイントも積算できます。そうした中で、アメリカン航空のプレミアムエコノミーが安いため、まとめてみました。
ワンワールドにおいてアジアから南米はどこが一番安いか
アジアの主要都市(東京、大阪、北京、上海、広州、香港、台北、ソウル、クアラルンプール、シンガポール、ホーチミン)で比較すると南米行きのプレミアムエコノミーが一番安いのはソウルのようです。
アメリカン航空では16万円前後であり、快適に安く移動できます。しかし、マイル修行と考えると予約クラスはNクラスであり、FOPポイントは半減してしまいます。
日本発も検討していますが、やはり予約クラスの積算率が悪く、一番とは言えません。
そうした中で、一番単価が良いのは香港発券であります。アメリカン航空香港発券の場合、予約クラスはPクラスであり、100%積算となります。
ただし、注意点としてはチケットの販売においてCX便はAAとのコードシェアではなく、CXとして販売されるため、CXにはない予約クラスで登録され、積算されなくなるため、JLやAA本家で予約した方が良いと言えます。
また、西回りブリティッシュエアウェイズも善戦しますが、かなり日程が限られ、AAルートが最適と言えます。
ブエノスアイレスは魅力的な街
ブエノスアイレスは南米のパリと呼ばれている都市であり、ラ・プラタ川に面しており、見通しも良く、きれいな街と言えます。
ウルグアイからラ・プラタ川をフェリーで渡り、到着するころに見える高層ビルとそのあとのストリートの賑わいを見ると世界レベルの都市と言うのを実感できます。
個人的には以前記事にしたこともありますが、滞在した日数が多い街でもあり、アルゼンチン・ワインはそこそこ有名ですが、現地で飲むとなおさら良く、しかも、コスパも良く、夕方になるとワインが飲みたくなるぐらいでした。
言葉の影響があるかもしれませんが、スペインの大都市にいる錯覚も覚えます。
プレミアムエコノミー 香港=ブエノスアイレス往復
夏休みの時期に設定してみました。
旅程
往路は8月9日金曜日に香港を朝一で出発し、成田に到着します。このフライトはJALのエコノミーとなりますが、予約クラスはAA便名が割り振られており、Pクラスの加算となるため、マイルは積算されます。乗り継ぎ時間は110分でアメリカン航空にてダラスに向かいます。
ダラスでは約3.5時間の乗り継ぎで出発し、ブエノスアイレスには翌朝7:53に着きます。
南米行きはアメリカ縦断で日付がだいたい変わります。
復路はブエノスアイレスに6泊した後に、香港に向かいます。この間に船で行けるウルグアイやイグアスの滝、弾丸にはなりますが、フエゴ島にも行けると思います。
夜8時前に出発し、ダラスに翌朝到着し、約6時間乗り継ぎで香港に向けて出発し、翌日の夕方4時過ぎに到着します。
運賃・FLY ON ポイント
運賃とFLY ON ポイントは下記のとおりです。
運賃 約227,106円
予約クラス 全区間Pクラス
(すべて100加算)
FLY ON ポイント 26,694FOP
FOP単価 8.51円/FOP
単価的には東京=クアラルンプールのプレミアムエコノミーを繰り返した方が良いと言えますが、一度に稼げるFOPは2.6万とダイヤモンド修行にはかなり良いと言えます。
最後に
南米は遠いため、運賃も高くなります。しかし、マイル修行としては絶好の距離を稼げるルートでもあり、上級クラスでのチケットを購入すれば、上級資格ポイントは一気に積みあがります。
人生において南米に行く機会と言うのは、人によって異なりますが、あまりないと言えますので、敢えて旅行先を南米にしてみて、知見を豊かにすると言うのも良いかもしれません。