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エーゲ航空 エコノミークラス搭乗記 フランクフルトからラルナカ(テッサロニキ経由)

エーゲ航空

エーゲ航空でフランクフルトからテッサロニキを経由して、キプロスのラルナカまで搭乗しましたので、お伝えします。 

エーゲ航空

会社概要

ギリシャの民間航空会社で1987年に設立され、意外と若い航空会社です。2010年にスターアライアンスに加盟しています。保有する飛行機はエアバスA321、A320、A319とすべて小型機で、ビジネスクラスはエコノミーと同一の座席で3列シートを2人で利用するタイプしかないため、ビジネスクラス利用の際は確認してみてください。今回初めてエーゲ航空に搭乗となり、スターアライアンス23番目の航空会社の搭乗となりました。

かつてのマイレージプログラムは人気があった

同社のマイレージプログラムは「マイルズプラスボーナス」といい、かつてはとても人気がありました。スターアライアンスゴールドへの資格基準が低く、他社ビジネスクラスなどに搭乗し、安価なコストで簡単にラウンジなどが利用できるスターアライアンスゴールドになれたため、人気がありましたが、現在は適正化されています。

格安チケットが多い

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エーゲ航空はスターアライアンス加盟の航空会社でフルサービスの航空会社ですが、LCC並みの運賃も設定されていたりします。今回利用したフランクフルトからラルナカまでの片道切符についても、旅程としては乗り継ぎ地点で一泊が必要と言うチケットですが、とても安くマイル単価は10円程度でした。他にもロンドン発アテネ経由バルセロナなど遠回りでかつ安価なチケットに遭遇することもあり、プレミアムポイントを加算する人には興味ある航空会社です。

搭乗記

A3 531便 フランクフルトからテッサロニキ(1日目)

出発遅延のうえ離陸

搭乗案内

モントリオールからの夜行便でフランクフルトから到着し、ラウンジで寛ぎ、ラウンジ内にある出発案内を見るとラウンジ真下にあるA26ゲートからA1ゲートに変更になっているではありませんか。真下だと5分もかかりませんが、A1ゲートは15分くらいかかるため、慌ててラウンジを出て、A1ゲートに。搭乗開始に間に合い、沖止めの飛行機にバス第一陣でむかいました。

搭乗

シートは3Dと印字されており、シートグルで確認するとビジネスクラスにあたるシートであり、インボラと思っているとビジネスクラスは需要に応じて列を変えているようで2列目までがビジネスクラスということで、残念ながらインボラではありませんでした。飛行機はA321でシートは革張りですが、結構使い込まれているようでした。

A321
シート

着席してから第二陣のバスがなかなか来なく、30分ぐらい経過してからようやく到着したのか乗客が乗り込んできました。その後もドアが閉まる気配はなく、1時間近く遅れてようやく出発となりました。

機内食

機内食

ようやく離陸し、機内食の提供が開始されました。エコノミーということではありますが、かなりシンプルな機内食です。メインディッシュはポテトだらけです。あとはチーズとパンとクッキーと炭水化物だらけです。

到着

到着

フランクフルトからテッサロニキまでは959マイルと3時間近いフライトですが、疲れていたのか寝ているとあっという間に着陸の準備となりました。テッサロニキ空港も沖止めでバスの移動となりました。テッサロニキの空港にはボーディングブリッジはなく、行きも帰りも沖止めです。入国はスタンプを簡単に終わり、市内にタクシーで向かいます。

A3 920便 テッサロニキからラルナカ(2日目)

テッサロニキ空港

2日目は早朝、空港に向かいキプロス・ラルナカまでの道中です。

パスポートコントロール混雑

チェックインカウンター

チェックインカウンターは特に混雑もなく、荷物検査が少し混雑していたもののサクッと通過。ギリシャ、キプロスともにシェンゲン協定加盟のため、特にパスポートコントロールはないと思っていると搭乗ゲートはパスポートコントロール通過後にありました。しかも、ロシアなどへの出発便と重なっているため、パスポートコントロールが混雑しており、通過まで30分をかかってしまいました。しかも、通過後にはラウンジもないため、戻ることもできず、ラウンジへのアクセスをしそこなってしまいました。 

離陸

A320シート

パスポートコントロールで混雑したため、待ち時間は少なく搭乗。沖止めの飛行機にバスで到着し、搭乗。今度の機材はA320-200と少し小型タイプでした。

非常口1
シートピッチ

シートは非常口座席のため、701マイルの旅程ですが、快適に過ごせました。今度は予定通りに出発・離陸し、途中には火山らしき山も見えます。

景色

機内食
機内食1
機内食2

ベルトサインが消え、機内食の時間になりました。機内食はボックスで渡され、中を見ると極めてシンプルな内容です。ここでも炭水化物だらけの食事です。

到着

ルート

翼の上ではありますが、眼下に広がるエーゲ海を見ているとあっという間にラルナカ上空に。ラルナカの空港も沖止めで到着。入国審査はあり、結構質問されましたが、問題なく入国できました。綺麗なラルナカ空港を後に、バスで首都ニコシアに向かいます。

ラルナカ空港

最後に

個人旅行などで時間に余裕がある場合に、コストを安くヨーロッパ域内を移動するにはエーゲ航空はとても魅力的な航空会社と言えます。自国ギリシャでのネットワークは強く、地中海地方にも多く就航しているため、この地域を利用される方は一度検索してみてはいかがでしょうか。

エーゲ航空

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