関西地区で唯一、未乗となっていた学研都市線というか片町線に乗車しましたので、お伝えします。
学研都市線(片町線)
データ
起点 木津駅
終点 京橋駅駅数 24駅
路線距離 44.8 km
関東の路線とはなかなか、例えにくいですが、大阪都心を通過して、奈良と兵庫本面に接続することから、横須賀線のような感じもします。終点の木津の接続性を鑑みるとなかなかマッチはしませんが、距離感は近いのかもしれません。
個人的には昔から時刻表で片町線と見ているせいか、学研都市線というのはいまいちなのですが、鉄分摂り過ぎるとマニアックなのかもしれません。
まず、新大阪駅から
夕方、のぞみN700Aで新大阪を目指します。N700Sだと良かったのですが、まだ、そんなに運用されておらず、N700Aです。それでも快適であります。
車内販売ではワインとおつまみをセットで買うとセット割という事で東京駅で買い込んでいたのですが、さらにお酒を購入してしまいました。
名古屋・太閤通口です。マリオットでリモートワークをして、16時になったところで退去し、わざわざN700Sに乗るために、2時間弱、まん延防止等みたいな名前のネットカフェで仕事をした記憶が呼び起こされました。
明日は新幹線の中で、時速300kmのリモートワークがあるのですが。
新大阪に到着です。一度ホテルにチェックインをします。ラウンジが利用出るという事で、今回の旅程スタート前に一杯掻食って景気づけをしました。
ホテルからは新幹線ホームはとても近いのですが、在来線は遠く感じます。しかも、1番線であり、ぐるりと遠回りをした感じであります。
しかし、列車に乗ってしまえば、後はこの上ない乗り継ぎであります。まず、新大阪始発の直通快速で一駅目の放出を目指します。
通勤ラッシュ時間ではありますが、始発という事もあり、着席できます。放出まで停車なく、12分で到着となりました。
そして、放出駅では同一ホームから2分の乗り継ぎで、今回の完乗駅である木津駅まで直通の快速で乗り継げました。さすがに放出からの着席はできませんでしたが、長尾辺りでは座ることができ、車内はかなり空いてきます。
JR三山木(みやまき)では列車行き違いのため、6分停車となり、ホームに降りてみます。あたりは真っ暗であり、寒さだけが印象でした。そして、すでに京都府でありました。
この後、祝園(ほうその)駅に停車するとこの辺りでは一番、乗客が下りて行きました。近鉄線との乗り換えがあるからでありますが、木津よりも多いくらいでした。
完乗の後は
そして、木津駅に到着です。これにて、学研都市線(片町線)の完乗となりました。これにて東には上越妙高から西は広島・横川までJR西日本の各路線を漏れなく乗車したこととなります。
そんな余韻に浸る暇もなく、別ホーム乗り換えで、次の列車を目指します。
今回、新大阪に戻るルートは3つ検討しました。一つ目は奈良線で京都まで出て、新幹線でダイレクトに新大阪を目指す。二つ目が来た道を戻り、再び放出でおおさか東線で新大阪を目指す。そして、三つ目が関西本線で天王寺まで行き、そこから〇〇で新大阪を目指すであります。
今回は三番目のルートである関西本線で新大阪を目指してみました。3ルートの木津の出発時間はそれほど差はありませんが、距離なのか、優等列車なのか、不思議と差がついていきます。
今回の関西本線は奈良まではそこそこ乗る人がいますが、そこからは通勤らしき人は乗るものの、勢いはありません。
法隆寺駅に停車です。反対側のホームの駅名標なので王寺側に矢印はありませんが、あと一駅です。
そして、王寺駅に到着です。ホームの向かいは1分乗り継ぎの快速・JR難波行きがいます。車両の端に行くほど空いているので、静かな空間に困ることはありませんでした。
王寺から天王寺までは19分と横浜=品川的な距離感であります。それにしても、この付近は寺が駅名につく駅が多いと実感しました。
ラストスパートは特急で一区間
天王寺駅に到着です。ここから新大阪までは普通に考えると、大阪環状線と京都線を乗り継ぐところですが、夜10時前となり、通勤電車は結構混んでいそうなので、接続の良い、くろしお一区間を利用します。
普段はあまり利用しませんが、一度改札を出で、自由席特急料金を660円を支払い購入してホームに戻ります。
天王寺から新大阪までタクシーで17分では到達するのは厳しいですし、660円で行くのも無理と考えるとお得とも言えます。
ホームに戻るとくろしお36号が入線してきます。自由席ではすぐに検札にきました。車掌さんはホームで乗る人をチェックしており、それを意識して敢えて購入した切符を手に持ち、乗車してみました。
それのお陰かスムースな検札で残り時間はまったりでした。
並走する通勤電車は予想したほど、混んでいませんが、アルコールが入った人が多そうであり、やはり、特急の方が断然静かです。
大阪駅付近はホームは通過せず貨物線を通過していきます。大阪駅を客観的に見れるというか不思議な景色です。再開発がどんどん進んでおり、東京駅前で高層ビルの再開発が始まった頃にも似ています。
このあと、新大阪に到着でありますが、くろしおは1番線到着と、本日、新大阪を出発した同じホームでした。
ぐるりと回って新大阪に戻ってきました。二時間ちょっと小旅行ではあるものの、22時を過ぎていますが、新大阪駅内のお店はまだ空いており、買い物をして、ホテルに戻ります。明日はリモートワークであり、1人で仕事ですが、自分との勝負もあります。
最後に
今回乗り継いだ路線は通勤ルートであり、夜間という事もあり、学研都市線は混んでいましたが、1時間もすると空いてしまいました。そして、木津から王寺も奈良は通るものの、大混雑という事もありませんでした。
今回のタイムテーブルは下記のとおりです。
おおさか東線 新大阪19:41 放出19:53 直通快速
学研都市線 放出 19:55 木津20:53 快速
関西本線 木津 20:58 王寺21:23
関西本線 王寺 21:24 天王寺21:43 快速
くろしお36号 天王寺 21:49 新大阪22:06 特急
2時間25分の各乗り継ぎ6分以内であり、優等列車の多い、サクッと完乗と言うなかなかの鉄旅でした。
今回新たに乗車した路線
片町線 放出~木津 41.6 km(完乗)
4,900km近くあるJR西日本も残り98.1kmまで来ました。広島と山口、そしてあそこの路線と4か所となりました。