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【ドキュメント72時間】1泊3日ニューヨークの旅

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ドキュメント72時間

日本入国への制限の際に、ワクチンを3回受けている場合、出国72時間以内の陰性証明書が本日より不要となりますが、その前の段階でニューヨークに行ったので、時系列でまとめてみました。

72時間前ルール

2022年8月15日より、水際対策が変更となり、出国72時間前までに検査した陰性証明書について、それ以前は海外で取得したものに限るでしたが、それ以降は出国72時間前までの検査は日本で取得したものでも可能となりました。

これにより、ルールを持たすような海外短期滞在も可能となりました。なによりも、海外で陽性となった場合、滞在費や治療費などコストがかかる(これは海外旅行保険で多くカバー可能ではありますが)上に、時間が無駄になってしまいます。

72時間旅程を計画

もともと夏休みを遅くしており、この条件緩和を知る以前は1週間フルで海外を計画し、最終日は滞在費が安く、陽性となった場合も行動制限が少ない国で受検しようと考えていましたが、それでも想定できないリスクも有るので、8月15日以降のルールで計画を立て直します。

最初は近場と考えていましたが、ここはライフタイムマイルの積算や新しいシートの機材に乗りたいと言うことで、アメリカでは遠い方に入るニューヨークに行くことに。

ということで以下の通り、時系列にまとめてみました。

ドキュメント72時間

前日12時(0時間経過)

PCR

出発前日の正午にPCR検査を受けます。PCR検査はいつまでたっても高額であり、羽田空港に行って受検すれば安く、パスポート番号も採取日時もオプション料を支払うこと印字され、それでも半額以下でありますが、ここは確実性を求め、自宅近くクリニックで受けます。予約をしていくとすぐに採取となります。

鼻に長い綿棒を挿入され、一瞬で終わります。銀座のクラブ(カマキリが夜の蝶(蛾)を捕食するような場所とは無縁な自分ですが)より時間単価は高いと想定されます。

前日正午に受検すると72時間カウントが始まります。日本時間で言うと翌々日の正午までに日本に行く出発する飛行機に乗れば良いと言うことになります。

これをニューヨーク時間で戻すと時差13時間を考慮し、戻すとアメリカ東部時間で日本出発翌日の23時までに出発となります。

午後遅い成田発のフライト(現在はJFK便無し)や乗継便を駆使すれば検査時間を遅くして、滞在時間は長くできるのですが、今回は海外渡航のリハビリでもあり、単純往復なフライトとしてみました。

72時間

前日16時(4時間経過)

検査は正午に受ければ結果は18時以降に来ると言うことでしたが、予想に反して早く、16時には結果がメールできました。メール記載のリンクを踏む時はかなりドキドキでしたが、結果は陰性でした。

これにて帰国できる材料ができたと言えます。

当日8時(20時間経過)

羽田空港第三ターミナル

一夜が経過し、羽田空港に到着します。搭乗券を受け取ります。アメリカの入国も以前よりも提出するものが増えますが、前日までに何とか事前にANAのサイトに書類を提出し、事前に承認を得られていたため、カウンターではパスポートでの本人確認と危険物なし申告くらいでした。

手荷物検査は優先レーンはありませんでしたが、国内線スイートチェックインの手荷物検査の方が混んでいる程で時間はかからず進みます。

出国もセルフで行い、出国スタンプも押してもらうこともできますが、そのままスルーしました。

当日10時20分(22時間20分経過)

ANA110便はドアがクローズしてトーイングトラクターにより、動き出します。ここから13時間のフライトでありますが、今回はビジネスクラスのため、快適すぎるフライトでした。

搭乗記はこちらです。

www.dangan-lucky.com

当日23時30分(35時間30分経過)

JFK着陸

現地時間の当日10時30分

ちょっと遅れてJFK空港に到着です。混雑しているとANAサイトで周知していましたが、タイミングが良かったのか、ほぼ以前と同じような時間で入国できました。

ここから、ジャマイカ駅を経由して、ロウアー マンハッタンに移動します。いつもタクシーかUber利用であり、初めて利用しましたが、安全性(運行と治安)に不安を感じることもなく、結構清潔でした。

翌日1時30分(37時間30分経過)

現地時間の当日12時30分

ホテルでアーリーチェックインができ、広い部屋にアップグレードされます。日本国内のホテルだと検温やチェックシートに体調状態を記載する必要があるホテルもありますが(現在はかなり減りましたが)、何も必要なくパスポートぐらいでした。

何よりもスタッフ自身がマスクをしていませんでした。一方で、自動噴霧のアルコール消毒液スプレーはいたるところにありました。設備投資したものであり、置いておいてもデメリットはないと言うことかもしれません。

部屋に入ると同時に帰国のためにMy SOSのサイトで必要なもの(ワクチン接種証明書、陰性証明書)を添付し、嘘偽りないと言う宣誓ページにチェックをつけて、申請します。

あわせて税関申告もVisit Japan経由でネット上で申請します。こちらはQRコードが表示されるのみで審査はありません。

ホテルはこちらです。

www.dangan-lucky.com

翌日8時(44時間経過)

現地時間の当日19時

疲れたこともあり、長い昼寝((日本時間の普通の就寝)をしてしまい、起きると現地時間18時過ぎであり、慌てて、今回の目的であった名所に行きます。

起きたぐらいにはMy SOSのアプリ画面は青くなっており、これで何があっても帰国できると言う確約が出ます。

その名所はこちらであります。

www.dangan-lucky.com

展望台から下に降りてくると既に現地時間で21時を過ぎており、ホテル近くの酒屋は閉店であり、近くのスーパーではビールさえ販売しておらず、ソフトドリンクのみで現地で夜を明かすこととなります。

結果的に一睡もできず、記事の下準備をしたり、動画サイトを見て時間をつぶすこととなりました。

朝食軽くして、現地時間11時過ぎにチェックアウトします。

翌々日1時(61時間経過)

現地時間の翌日12時

帰りもロウアー マンハッタンからJFK空港まで鉄道で移動します。1時間ちょっとかかり、ANAのカウンターに。スマホのMy SOS画面から詳細画面を見せます。表示されるQRコードはかざすことはなく、ワクチンの接種証明がOKであることと、陰性証明書が有効期限内であることを目視確認できると搭乗券を渡されました。

と言うことで、72時間ルールクリアであります。

有効期間まで11時間を残しての帰国でありますが、最初で最後な72時間かもしれませんが、時間は余裕をとって問題はありませんでした。

翌々日4時(64時間経過)

現地時間の翌日15時

ANA109便はほぼ予定通り、動き出します。滑走路が混んでいたこともあり、到着は遅れることとなりますが、ほぼ予定通りとなります。

食事をするとかなり眠い(日本時間で朝8時から翌日朝7時まで睡眠無し)ので、眠ると到着3時間まで熟睡でした。結果的には良かったかもしれません。

マスクはつけて寝ましたが、鼻を出していた時間もあり、リスクが大きいかと思いましたが、現在に至るまで陽性の兆候はなく、問題なさそうです。

フライト詳細はこちらです。

www.dangan-lucky.com

翌々日18時30分(78時間30分経過)

着陸

若干遅れましたが、日本に到着です。到着時間は18時過ぎであり、検査を受けてから78時間30分の旅でした。

上記搭乗記に書いていますが、降機後から入国までの間の結構歩かされる導線となっています。成田も1タミの一番2タミ寄りに到着して長い導線の間にスクリーニングしていく感じです。

帰りはモノレールと地下鉄と言う、機内で飲み過ぎなかったためか、無難な帰り方となりました。

最後に

同記事の公開日は既に出国前72時間の陰性証明は不要となっています。と言うことで、ドキュメント72時間はもう必要ありませんが、久々に頭の体操と実際の行動を含めたリアリティのある旅でした。

今回は海外渡航のリハビリと言うこともあり、単純往復としてみましたが、今後はもう少しアレンジしていこうかなと思います。

とにかく、国ごとに提出するものが違ったり、結構調べることは以前とは比にならないくらい多いですが、それが意外と没頭できたりします。旅の醍醐味でもあります。

ただ、ネットでほぼ完結できるので空港でバタバタすることはなく、ネット時代なのかなと感じました。

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