Google Adsenseと為替の関係に目下の為替の動きから考えてみました。
急激な円高
トランプ政権になってから円高が進行していましたが、自動車に対する想定以上の関税を発表して。円高が一気に進行しています。昭和や平成初期の瞬間最大風速と比較するとまだ倍ぐらいのですが、160円の想定で昨今、海外に行くと随分円高となっています。
日本にとっては輸入も輸出も多いので、メリットデメリットはありますが、昭和時代はガソリンが安くなるとか割とポジティブに捉えられていたと思います。そのころ既に世界のトヨタであつた会社に対する報道のネガティブに物はなかったと思います。むしろ、令和目下の円高でも追加関税影響がもっとも少ない自動車会社であり、その盤石ぶりは感心しますが、長く続くと国内の自動車関連で働いている人には影響がありそうです。
しかし、昔を振り返るとテレビのニュースで貿易摩擦でトヨタ車を壊している映像が流れていたりしていましたが、あれは今の沖縄のデモ(プロ)のようなものだったのでしょうか。
円高になると
円高になるとメリットデメリットはAIに聞くと以下のとおりです。
円の価値が上がること。例:1ドル=150円 → 140円
→ より少ない円で多くの外貨が買える状態
✅ メリット(円高)
輸入が安くなる:原材料や輸入食品・ガソリンなどが安く手に入る
海外旅行が割安に:旅行先でたくさん買い物ができる
海外企業の買収がしやすい:外貨が割安で調達できる
❌ デメリット(円高)
輸出企業が不利:海外での売上を円に換えると利益が減る
外国人観光客が減る:日本が「高く感じられる」
株価が下がりやすい(特に輸出企業が多い日本では)
基本的には円が強くなるので、海外のモノや財を安く手に入れることとなります。島国で地球上ではかなりマイナーな国土面積である小さい日本にとっては、メリットがあります。
ただ、一方で島国としては人口が多く人口密度が高い国ではありますが、1.2億人の人口の生産と消費だけでは経済成長は江戸時代を見るとわかると思いますが、難しくなります。
また、高齢者が増えて、子作りをしない人が増えている現状では、人口の減少が想定されると先述の内需が円安に活発になったとしても、働ける人が少なくなります。人口減少でもギリシアのように観光産業であれば、円安でも労働力不足でもある程度は勝手に来日して、勝手に買い物をしていけば裁けるのですが、円高になると東京や大阪ではなく、台北やセブに流れることが想定されます。
まあ、バブル時代を何となく感じている自分にとっては、円高で石油が安くて、一時はノートパソコンメーカーと言えば日本だった時代の方が、おもろしかった気がします。
24時間働けますかというフレーズは今では倫理的に引っかかるようなものでも、とにかく働けば経済がついてきて、自分も報われると言った感じでした。
もちろん、その裏ではその軋轢で苦しんだり、肉体的にダメージを受けた人も多く、今のように色々な考え方が無視されていた時代ではありますが。二択ではなく、今後はペインポイントは改善していかないといけないのですが。
円高とAdsenese
ブログをやっていて、一番気になるのはAdseneseの日当たりの収益でありますが、円高が進むにつれてどんどんシュリンクしているのが顕著であります。
これはアルファベットが為替差損による業績影響を懸念して、意図的に外貨での支払いを伴う広告料が発生する媒体を意図的にボリュームを減らして、業績維持をしているのではないかと感じてしまいます。
アクセス数はそれほど落ちていませんが、そんな感じであります。
アルファベットは欧州では痛めつけられていますが、その他の地域では基本的にトランプ政権でもそんなに影響は少ないところであります。日本の人が海外のサーバーを利用して対価を得ている場合は、大概は消費税も存在しないのでメリットはあり、事業者側もパイレーツカリビアンであり、カリブの島に事務所があり、取引口座があるとメリットあります。
ただ、アドセンスのようなグーグルと海外のクライアントと支払いがする断面では、為替と言うのは業績に影響があるので、自分の座敷で演劇をしている人には演者側の貢献度は無視してギャラを下げているようにも感じてしまいます。日本語ではえげつないというのが当てはまります。
最後に
トランプの関税施策もGAFAが世界を席巻しているところでは軽微なのでしょう。トランプ自身はGAFAのファウンダーの資産保有額に嫉視したこともあるようですが、世界をかなり好き勝手に出来るプレジデントの職に味を占めたのか、色々とやっています。
歴史に参照すると王様みたいですが、莫大な財産のある貴族も控えており、どうなるのでしょう。疲れますね。
アルファベットは社会的責任を超越した会社なのでしょう。