ANAのダイヤモンド修行をしながら、デルタ航空のマイレージサービスのプラチナメダリオンに一撃で獲得する方法をまとめてみました。
ANAダイヤモンドの場合のステータスマッチはプラチナメダリオン
スカイマイル・ステータスマッチ・チャレンジにおいて、プラチナメダリオンの資格を得ることができます。ただし、この期間はお試し期間であり、3か月間に一定のMQM(メダリオン資格マイル、ANAのプレミアムポイントのようなもの)を積算しないといけません。プラチナメダリオンを維持するには18,750MQMが必要となります。
MQMは上級クラス程加算率が高い
上級会員資格ポイントはどこの航空会社にも共通していますが、スカイマイルにおいてもビジネスクラスでは50%のボーナスMQMが加算されます。ビジネスクラスをいかに安く、長距離フライトを飛ぶことがベストと言えます。
成田から一撃でプラチナメダリオンを継続する方法
ステータスマッチを終えて、3か月間だけのプラチナメダリオンになった後に一撃修行をします。
ルート
3月17日に成田からシンガポールに向けてデルタ便のエコノミーを利用します。プラチナメダリオンのため、コンフォートプラスへのアップグレードも空いていれば可能となります。
シンガポールには翌日0:25にチャンギ空港に到着します。
そして、シンガポールからコロンボに移動します。エアアジアが最安であり、1.4万円で移動できます。3月18日18:25に出発し、クアラルンプールを経由して、22:00にコロンボに到着します。ANAのマイルを利用することもでき、シンガポール発コロンボ、復路は別の旅程に使うためにバンコク=シンガポールで発券したりするのが良いと言えます。ただし、3万マイル費やします。
そして、翌日未明の2:10にKLMオランダ航空で、アムステルダムまで飛びます。クラスはビジネスクラスとなります。アムステルダムには朝の8時に到着します。
今回はヨーロッパでの滞在は6日間とします。もちろん弾丸旅程で、1日のみヨーロッパでも良いと言えます。
そして次は、3月23日の朝10時過ぎにアムステルダムを出発し、サンフランシスコには同日の13:25に到着します。こちらもビジネスクラスとなります。機材はいずれも最新のボーイング787-9型機となります。
運賃
デルタ分が38,110円となります。MQM100%加算。
KLM分が約152,733円となります。MQM150%加算
MQM内訳
内訳は以下の通りです。
フライト | MQM | BonusMQM | 小計 | |||
3月17日 | DL | NRT | SIN | 3342 | 0 | 3342 |
3月19日 | KL | CMB | AMS | 5,199 | 2,600 | 7,799 |
3月23日 | KL | AMS | SFO | 5,473 | 2,737 | 8,210 |
合計 | 19,350 |
エアアジア分を加算しても総額204,741円にてプラチナが維持できます。クレジットカードでは手にできないプラチナを20万円で維持できます。ただし、2020年1月末までとなります。そのあとは普通の修行となってしまいますが。
サンフランシスコから日本のルートは
スカイチームの同ルートは高く、ここはANAダイヤモンド修行に切り替えます。サンフランシスコかサンノゼ発東京ストップオーバーのシンガポールまたはバンコクのプレミアムエコノミー往復であればPP単価11円程度と少し割高ですが、2万PP以上獲得できます。そして、プレミアムエコノミー運賃のためアップグレードポイントを使用してビジネスクラスで寛ぐことも可能とも言えます。
最後に
今回は前半の旅程以外はビジネスクラスであり、偏西風に逆らうため、長時間機内でビジネスクラスを堪能できるほか、時間があれば欧州と北米を旅行としてじっくり楽しむこともでき、世界一周も実現できます。エクストリームなルートではありますが、色々な目標に向けて楽しめる旅行になるかもしれません。