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ふらっと散歩 テッサロニキ

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ニキス通り

フライトの乗り継ぎの際に立ち寄った2300年の歴史をもつ、ギリシャ第二の都市「テッサロニキ」をふらっと散歩してみましたのでお伝えします。 

テッサロニキ

地図

テッサロニキという街の歴史は紀元前315年頃まで遡り、交通の要衝として国は変っても現在に至るまでその名前を残しながら大きな都市として続いています。場所はギリシャ北部に位置し、首都アテネよりもマケドニアやブルガリアの方が近いです。ギリシャ第二の都市で国際映画祭や見本市など国外からも多くの人が訪れる街であり、世界遺産に登録された建造物もある街です。 

アリストテレス広場からホワイトタワー

アリストテレス広場

テッサロニキの中心であるアリストテレス広場からホワイトタワーに向かいます。海沿いの歩道は心地よい海風が吹き、夕焼けを見ながら歩くことができます。

海岸の景色

雲に隠れたり、姿を現したりする太陽と海は不思議な景色を生み出します。そんな景色を見ているといつの間にかホワイトタワーに到着します。

ホワイトタワー

ホワイトタワー

ホワイトタワーは15世紀に建設された防壁の一部ですが、現在は公園の一部として内部は博物館となっています。屋上は展望台となっており、テッサロニキの市内を一望できます。入場料は4ユーロで、夏場は20時まで、冬場は16時まで営業しています。

螺旋階段
展示物

内部は螺旋階段で屋上まで繋がっており、途中には博物館なので展示物があり、見学しながら屋上に行くことができます。

山側

屋上は360度見渡すことができます。山側を見ると山腹まで家が建ち並び、海とのコントラストが印象的です。先ほど歩いてきた夕日にあたるニキス通りの建物と日没を見ることもできます。

日没

ガレリウスの凱旋門からツィミキス通りへ

宮殿跡

次に世界遺産であるガレリウスの霊廟であるロトンダに向かいます。ホワイトタワーから1km程度の道のりです。途中にはガレリウスの宮殿跡もあり、しばらくするとガレリウスの凱旋門が見えてきます。

ガレリウスの凱旋門

ガレリウスの凱旋門

ガレリウスの凱旋門は303年に建てられたらしく、これ程古い建物が通りに普通にあるのが素晴らしいです。

Panagia Deksia
Panagia Deksia内部

ガレリウスの凱旋門から100メートルほどの場所には、Panagia Deksiaという教会があります。中も見ることができ、こちらも素晴らしい建築です。

ロトンダ

ロトンダ

そして、ガレリウスの門から2分ほど歩くとロトンダがあります。外観は円筒型の特徴的な建物であるほか、内部の天井ドームのモザイク画が凄いらしいのですが、訪問した時間には閉館となってしまい、見学できず終いとなり残念でした。

ロトンダ入口

ロトンダを後にしてホテルに戻る途中、聖ソフィア教会がライトアップされています。

聖ソフィア教会

さらに小路を進みます。小路は夜になると意外と暗く、車のライトが反射する石畳が印象的であります。

ライトが反射する石畳
フラワーショップ

小路をしばらく歩くとアリストテレス広場に通じるアリストテレス通りにぶつかります。

アリストテレス通り

街灯が多く、左右にはレストランが多くあり、活気のある通りです。アリストテレス通りをしばらく歩くと目抜き通りであるツィミキス通りに到着し、一巡し、散歩は終了です。

歩いたルート

ホテルから歩いてぐるりと1周すると距離は約4kmです。皇居の周りを一周するよりは短く、普通に歩くと50分ですが、途中寄り道をしたので2時間はかかったと思います。かなりいい運動になり、夜はすぐに寝落ちてしまいました。

最後に

今回は、フライトの乗り継ぎの時間がかなりあったため、テッサロニキ中心部のホテルに宿泊し、ノープランで散歩してみましたが、見どころが多く、もっと時間を割いてもよかったと反省をしています。

一方で、時間がなくても、ホワイトタワーの上からの日没やガレリウスの凱旋門などなかなか見られない光景を見られたので良かったと思います。乗り継ぎの途中や仕事でテッサロニキに行かれてちょっとした時間ができたら、散歩に出かけてみてはいかがでしょうか。

国旗

  

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