弾丸トラベルは怖くない!

マイル、飛行機、鉄道、海外・日本国内トラベル情報、ホテル、海外発券など

タイ国際航空 ビジネスクラス搭乗レポート A380 成田-バンコク スワンナプーム

スポンサーリンク

タイ国際航空 A380

昨年末に、タイ国際航空のビジネスクラスを利用して、バンコクに行ってきましたので、お伝えします。 

 ANAのマイルで利用

ライフタイムの制度が始まってからは、特典航空券も、極力、ANA便を利用するようにしています。ライフタイムマイルとは、一年単位ではなく、通算での搭乗マイルに応じて、特典が付与される制度です。一年単位の上級会員とは違い、会員の優先度にインパクトはありませんが、奥が深いので、とりあえず貯まるようにしています。特典航空券の場合、ANA便の特典フライトに限っては、フライトマイルがライフタイムに加算されます。

ミリオンマイラープログラム

今回は、年末ということもあって、ANAのバンコク便が空いていないため、タイ国際航空の成田便のビジネスクラスを選択。成田の午後便はA380の機材のため、座席数が多いためか、特典航空券の発券期限(出発時間96時間前まで)まで空席があることが多く、今回も空いていたため、予約。ただし、復路は、マイルを使うよりも、バンコク発券の航空券の方が安い(キャッシュアウトとしてはマイルを利用した方が少ないですが、それ以上の価値がある)ため、復路はローシーズンの台北松山発の東京行のエコノミーで発券し、トータル40,000マイルと利用を抑制しました。ANAのマイレージは国際線では、片道での特典航空券の発券はできませんが、出発と到着の国が同一(ヨーロッパ発の場合は、ヨーロッパ域内の到着であれば、別国でも可)であれば、行先が違っても、同一エリア内であれば、発券した区間間の移動距離が発券した距離よりも短ければ、エリア内で自由に往路の目的地と復路の出発地を設定できます。

例えば、行きは東京-シドニー、復路はクアラルンプール-東京のような旅程でも発券できます。比較的割安な海外発券と組み合わせて、マイル修行とライフタイムマイル修行ができます。

ANAの特典航空券のエリア

エリア1  北米・中米・南米、ハワイなど
エリア2  欧州、中東、アフリカなど
エリア3  日本、韓国、中国、東南アジア、南アジア、南西太平洋など

※エリア3が広域であるのが特徴的です

復路については、東京発券の台北/香港の一番安い価格帯のエコノミー(S/W)で1月と2月に搭乗しました。

成田空港のA380が搭乗できるゲートは遠い

エアバスA380という航空機はボーイング747(いわゆるジャンボ機)よりも大きく、500-600人も搭乗できる飛行機で、繁忙期でも空席があり、閑散期は格安の料金にもできる乗客にとってはうれしい飛行機です。一方で、搭乗と降機の際に、多くの人をできるだけ速やかに誘導することも重要となり、搭乗ゲートでは、航空機のドアと多くのボーディングブリッジを接続することが必要となります。また、機体自体が大きく小回りが利かないため、狭い場所は苦手です。

そのような事情から、成田空港の場合、A380が接続できるゲートは46か47番ゲートだけで、動く歩道はあるものの、出国審査場からはかなり(約550m)歩かされます。ポケモンGOを楽しまないとモチベーションが上がらない距離です。

成田空港第一ターミナル第四サテライト

ターミナル1マップ(成田空港ホームページより)

ただし、ゲート最寄りにANAのラウンジ(スイートラウンジとラウンジ其々)がありますので、ラウンジで過ごせれば、搭乗は楽になります。

ANA ラウンジ 食事

ANAスイーツラウンジのおつまみ

ちなみにバンコクでも歩かされます。(約400m)ちなみに同じく、A380を就航させているシンガポール航空も成田では、同じゲートですが、シンガポールではターミナル3の真ん中のゲートに接続していることが多いので、そこは便利です。

搭乗後、離陸

タイ国際航空 ビジネスクラス 機内

タイ国際航空カラーとでもいうようなピンク色の照明です。

ラウンジにて、一服して搭乗。シートはスタッガードシートで、隣席の人の顔が見えない仕様となっています。

タイ国際航空 A380 ビジネスクラス

また、A380のアッパーデッキのため、窓側では、窓の下に、荷物入れがあり、スペースが大きくなっており、ゆったりしています。ちなみに、アッパーデッキの後ろには、エコノミーの座席も配置され、窓側はゆったりしています。座席番号76A,Kは前後と左右のスペースが広いので、事前座席指定で空席でしたら、予約必須のシートです。

タイ国際航空 A380 エコノミークラス

(A380 アッパーデッキエコノミーシート76K 2016年12月)

着席後、ウェルカムドリンクと合わせて、機内Wi-Fiのバウチャーが配布されます。5MBフリーということで、蒸発レベルかと思います。インフラはWi-Fiは、On Air社提供のもので、あまり快適でありません。

タイ国際航空 wifi

食事と睡眠でインターネットをしている時間がないので、あまり不便は感じないかもしれません。

タイ国際航空 ビジネスクラス 機内食

食事については、和食とタイ料理が選べますが、折角なのでタイ料理を選択しました。

パクチーを添えたサラダ、トムヤンクンスープ、タイカレーとわかりやすい構成に感心してしまいました。タイ国際航空のビジネスクラスはバンコク、オークランド、モスクワ、ミュンヘン、コペンハーゲン、台北、香港など割と利用していますが、今回が、一番わかりやすいメニューでした。

タイ国際航空 ビジネスクラス 機内食 メイン

シートのモニターでは、垂直尾翼に取り付けたモニターから外の景色も楽しめます。今回は、日が暮れていたので、楽しめませんでしたが、3年前に搭乗したフライトでは、楽しめました。

タイ国際航空 外部カメラ

モニターの映像

シートの恩恵もあり、食事後は、熟睡し、バンコクに到着。

タイ入国時、ビジネスクラスは優先

バンコク・スワンナプーム空港は多くの乗客が行き来する空港ですが、ターミナルは一つしかありません。入出国審査も一箇所で行います。そのため、多くのフライトが到着時は入国で混雑します。タイ国際航空のビジネスクラス利用の場合、入国審査の列の手前に立っている係員にビジネスクラスの搭乗券を見せれば、優先の入国審査ブースに進めます。ANA便の場合も、ビジネスクラスの場合、レーン通過のための専用クーポンを機内で配布しますが。ANAはB788かB789で、バンコクでは、割と入国審査場に近い場所に到着するので、人気があるのかもしれません。

まとめ

バンコクは常夏ですが、クリスマスシーズンということもあり、イルミネーションがきれいでした。写真だけ見ていると冬のようですが、30度近くありました。

タイ国際航空のビジネスクラスのサービスは機材によっては、最新に近いサービスが受けられ、食事やドリンクも満足できると思います。アジアの航空会社は比較的サービスが手厚い航空会社が多いので、タイおよび、乗り継ぎで各地にお越しの方は利用してみてもいいと思います。

バンコク イルミネーション

Copyright ©Dangan-Lucky All rights reserved.