シンガポール航空ホームページより
シンガポール航空のマニラ発券が安いので、ゴールデンウィークの旅程でまとめてみました。
シンガポール航空のビジネスクラス
シート
今回検索した旅程では、長距離フライトで利用する機材はエアバスA350-900またはボーイング777-300ERとビジネスクラスのシートとしては新しいシートが設置されています。シートの配列やシートスペックは下記の通りです。
エアバスA350-900またはボーイング777-300ERともにシート配列は1-2-1とゆったりしており、胴体幅の広いボーイング777-300ERの方がさらにゆったりしている一方で、エアバスA350-900は機内の空気の乾燥度や気圧などでは優れており、どちらも快適な移動ができると思います。シートピッチは55インチで、シート幅は28~30インチです。
また、こうした機材はANAマイレージクラブの特典航空券で予約発券できないフライトのため、割安な運賃で搭乗できるのは希少的な価値があると思います。
チャンギ空港でシルバークリスラウンジの利用が可能
ANAスーパーフライヤーズカード会員は同時にスターアライアンスゴールド会員となります。特典としてはスターアライアンス加盟空港会社のラウンジが利用できます。しかし、チャンギ空港では、会員や利用するクラス別に利用できるラウンジが異なっています。スターアライアンスゴールド会員では、エコノミークラスやプレミアムエコノミー利用の場合は「クリスフライヤーゴールドラウンジ」となります。シンガポール航空等のビジネスクラス利用の場合は、「シルバークリスラウンジ」が利用できます。シルバークリスラウンジにはシャワーが設置されているほか、食事やドリンクも差別化されています。
マニラ=ケープタウン往復
旅程
検索結果は下記の通りです。
4月29日の夕方にマニラを出発し、翌日未明2時シンガポール・チャンギ空港を出発し、朝7時過ぎに南アフリカのヨハネスブルグに到着。1時間の待ち時間の後、同一機体で、3時間ほどのフライトで目的地ケープタウンに到着します。シンガポール航空のサイトでは画像のように旅程を選択するとヨハネスブルグでの到着時間と出発時間が逆になるバグがあるようですが、この後の購入画面では正確に出てくるので問題ありません。
復路は午前11時にケープタウンを飛び立ち、ヨハネスブルグに立ち寄り、翌朝6時にシンガポール・チャンギ空港に到着します。約3時間の乗り継ぎの後マニラに向けて出発し、マニラには午後1時過ぎに到着します。チャンギ空港からケープタウンまでのフライトは往復ともにエアバスA350-900となります。
運賃・積算マイル・PP単価
運賃は日本円で約237,865円となります。ANAマイレージクラブにおける積算マイルとプレミアムポイントは以下の通りです。
積算マイルは18,708マイルで、プレミアムポイントは20,308PPです。PP単価は11.71円とシンガポール航空のビジネスクラスを体感できるとしては割安と言えます。
マニラ=ロサンゼルス往復
旅程
検索結果は下記の通りです。
4月29日夕方にマニラを出発し、夜にシンガポール・チャンギ空港に到着します。翌日未明にソウルに向けて飛び立ち、ソウルには朝9:50に到着します。同一便名でソウル11:20にロサンゼルスに向けて飛び立ちます。こちらも、シンガポール航空のサイトでは画像のように旅程を選択するとソウルでの到着時間と出発時間が逆になるバグがあるようですが、この後の購入画面では正確に出てくるので問題ありません。ロサンゼルスには、同日朝6時過ぎに到着します。
復路は夕方6時前にロサンゼルスを出発し、ソウルには翌日23:05分に到着し、ソウルを0:35に出発し、シンガポールには5:55に到着します。3時間30分の乗り継ぎ時間の後、マニラには午後1時過ぎに到着します。
運賃・積算マイル・PP単価
運賃は日本円で約284,507円となります。ANAマイレージクラブにおける積算マイルとプレミアムポイントは以下の通りです。
積算マイルは25,610マイルで、プレミアムポイントは27,210PPです。PP単価は10.46円とシンガポール航空のビジネスクラスで10円台となっています。
最後に
マニラ発券は意外と安い運賃が多く、プレミアムエコノミーでも安い運賃もあります。また、別の航空会社のビジネスクラスでもマニラ発が安かったりします。ANA便はマニラに1日2往復(羽田・成田各1往復)しており、時間によっては同日接続も可能です。また、LCCも日本からの直行便があり、こうしたフライトと組み合わせて快適なシンガポール航空のビジネスクラスを利用して、遠い異国の地を訪問してみてはいかがでしょうか。