世界一周で失敗ばかりの自分ですが、懲りずに格安で世界一周をできるルートを考えてみました。頭の体操と思って読んでいただければと思います。
ライフタイムマイルかプレミアムポイントか
マイル修行であれば、プレミアムポイント絶対ですが、DIA会員を目指す、さらにライフタイムマイルをためている会員であれば、長距離をコスパよく搭乗するというのもポイントとなってきます。そうした場合に、キャッシュアウトの少ない長距離フライトにも興味が出てくると思います。そこで、9月に休暇が取得できた場合のシュミレーションをしてみました。
旅程
Duration | Mile(LT) | CLS | 積算※ | PP | ||
NH | HND | PVG | 1,083 | L | 1,120 | 487 |
UA | PVG | SFO | 6,151 | G | 4,244 | 1,845 |
LX | SFO | ZRH | 5,841 | K | 1,752 | 1,752 |
LX | ZRH | PVG | 5,624 | K | 1,687 | 1,687 |
NH | PVG | HND | 1,083 | L | 1,120 | 487 |
Total | 19,782 | 9,923 | 6,259 |
ライフタイムマイルは旅程通り約2万マイル加算されます。一方で、プレミアムポイントは6千マイルと単価は良くないです。積算されるマイルはANAとユナイテッドのボーナスマイルが聞いて欧米往復ぐらいは加算されます。
エコノミー30%加算
全区間エコノミー底辺の30%加算の予約クラスとなります。PP単価にこだわる人にとってはモチベーションが上がりませんが、逆にいうと同じサービスを享受できるコスパとしては最も高いチケットとなります。すべての区間スターアライアンス加盟のフライトとなるため、上級会員であればラウンジも利用できますし、ボーナスマイルも加算されます。ANA便とユナイテッド便が旅程に組み込まれているのでボーナスマイルもある程度加算されます。また、ユナイテッドとSWISSは、有償ではあるもののバルクヘッドも指定できるため、長距離エコノミーとはいえ、意外と快適に過ごすことも可能です。
費用は?
運賃は3つのチケットを組み合わせます。まずはANAの上海までの往復チケットです。
金曜日の夕方(午後半休ですかね)羽田を発ち、1週間後の日曜日に再び上海から日本に戻ってきます。エコノミー最安のLクラスで36,740円です。
上海で4時間の乗り継ぎ滞在後、つづいて、サンフランシスコまでのフライトです。ユナイテッドの直行便です。距離はありますが、東回りですので、11時間30分で北米に到着します。フライデーナイトに到着です!予約クラスは最安クラスのGです。日本円で41,170円です。
次は、サンフランシスコからチューリッヒを経由して上海です。水曜日の夜発ち、3日後の土曜日の朝に上海に到着します。チューリッヒでは、約1日滞在できます。こちらも最安クラスのKクラスで日本円に換算(112円想定)50,212円です。
以上、合計すると128,422円と13万円でお釣りが来ます。
旅行をシュミレーション
まずは上海に
偏西風を追い風として飛行時間の短い、東回りルートを採用しますが、まずは航空券が安い上海を目指します。ANAでも上海往復は意外と有償でも安く、マイルもとりやすいです。上海に金曜日の夜到着後は、日付の変わった0時過ぎのフライトのユナイテッドにて一気にサンフランシスコまで飛びます。
サンフランシスコを堪能
サンフランシスコには金曜の夜に到着し、水曜の夜に出発と5泊できます。生活面では庶民には厳しいサンフランシスコですが、観光は楽しめそうです。
また、ナパバレーにも余裕で行ける日程ですので、ワイン浸りも可能です。仕事でしかサンフランシスコには行ったことがないので、ホリデーを堪能してみたいです。
スイスに約一日滞在
サンフランシスコを水曜の夜20時に発ち、チューリッヒには翌日夕方16時に到着します。次のフライトまでは、約21時間あります。チューリッヒ市内の観光とディナーを楽しみ、ホテルで遅く起きて、次のフライトに向かうことができます。
洋食に飽きたら中華
チューリッヒを金曜日に発ち、上海には翌日土曜日の朝に到着します。そのまま、東京行のフライトで帰国もいいですが、上海で、中華料理を楽しみ、一泊をして、最後は再びANA便で羽田に戻ることもできます。
最後に
LCCなんかでもチケットを足し算していくとあっという間に10万円超となる世界一周ですが、マイルが加算されるANA,ユナイテッド、SWISSを利用して13万円でお釣りがきます。加算されるマイルはダイヤモンド会員でも1万足らず、プレミアムポイントについても世界一周しても6,000ポイント超とクアラルンプール往復した方が効率はよさそうすが、ライフタイムマイルは2万弱加算されます。北米や欧州単純往復と同様のマイル単価ですので、ちょっと変わった旅をしてみたい方にはお勧めです。