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【世界一周弾丸トラベル2017】まとめ②スターアライアンスビジネスクラスを比較

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ビジネスクラス

2017年9月に11日間で世界一周を行い、記事を書いてきましたが、総括第二弾として、搭乗したスターアライアンスのビジネスクラスを比較してみたいと思います。

ANA

ANA

ANAホームページより

今回は、特典航空券で搭乗しましたが、同便を特典航空券で予約するのはかなり困難です。有償の場合もANAの場合、ビジネスクラスは日本発券でも東南アジア発券でも比較的高価であり、そうした意味からもプレミアムなクラスと言えます。 

搭乗便

NH184

フライト機材

B787-9

フライトマイル

3,831 マイル

予約クラス

I

 

シートマップ

シートグルホームページより

機材はボーイング787-9と最新の機材であり、エンジン音や空調音など以前の機材と比較して静かです。また、空調が改善されており、極端に寒い、極端に乾燥するということもないです。また、減圧が軽減されているため、フライト後に意外と疲れないのに貢献していると思います。 

シートスペック

ANAビジネスクラス

ANAのビジネスクラスのシート名称は「ANA BUSINESS STAGGERED」といい、スタッガードは千鳥状やねじれの意味であり、ジグザク上に座席を配置することにより、全席通路側を実現しています。また、リクライニングはフルフラットとなり、長距離フライトではぐっすり眠ることもできます。デザインは同社のコーポレートカラーのブルーと白を基調としており、シートの生地はファブリックで、ひじ掛けや仕切り縁はレザーとなっています。テーブルは木目超となっています。 

シートピッチ

62インチ

シート幅

21インチ

リクライニング

フルフラット

シートモニター

18インチ/タッチパネル

ポート類

ユニバーサル/USB

 

ANAシートテーブル

機内食

ANA機内食1
ANA機内食2

同路線独自のメニューで到着する前からハワイを感じさせるメニューとなっています。同社は機内食の評価も高く、満足できるものとなっています。フライト時間は8時間ほどなので基本的にはフルコースの食事+軽食のパターンですが、このほかにリクエストで軽食を食べることができます。今回は、疲れていたのかメインコースのみいただきました。

勝手に評価

スカイトラックス社のレーティングで高評価を得ている航空会社のため、上質なサービスであり、満足できると思います。デザイン自体はゴージャスと言うよりは質感重視的であり、毎回搭乗したくなるデザインです。また、最新機材ということもありますが、シートのへたりや緩んでいるところがない点や極めて清潔なところANAのビジネスクラスの特徴で日本品質と言えます。 

ユナイテッド航空

ユナイテッド航空

ユナイテッド航空ホームページより

ユナイテッド航空のホームページよりオンラインで購入して搭乗しました。UA396便は2クラス構成のため、名称はファーストクラスでしたが、スペックとしてはビジネスクラスのため、今回は記事としました。チケットとしては3フライトですが、記事にしなかったビジネスクラスは短距離ビジネスであるため割愛しました。 

搭乗便

UA396

UA408

フライト機材

B777-200

B777-200

フライトマイル

2,396 マイル

2,426マイル

予約クラス

P

P

 

ユナイテッド航空では現在サービス改善をしており、「ポラリス」というブラントで上級クラスの新シートやラウンジなどリニューアルを進めています。

ポラリス

ユナイテッド航空ホームページより

搭乗したレガシーのビジネスクラスのシートマップは下記の通りです。2クラスと3クラスでは座席数は違いますが、横配列は同じでした。

UAシートマップ

シートグルホームページより

シートスペック

ユナイテッドビジネスクラス

今回搭乗したビジネスクラスは新タイプのポラリスではありませんでしたが、いずれのフライトもフルフラットタイプのシートでした。デザインとしてはグレーを基調としており、落ち着いた感じがします。グレーは汚れや傷も目立ちにくいため、そういう配慮もあると思います。 

シートピッチ

76インチ

シート幅

19インチ

リクライニング

フルフラット

シートモニター

15インチ

ポート類

ユニバーサル/USB

 

UAビジネスクラス

機内食

ユナイテッド機内食
ユナイテッドビジネス機内食

フルーツや野菜が多めであり、個人的にはうれしいです。ドリンクもしっかりしており、カクテルもあったりします。味付けは個人差があるため何とも言えませんが、品数は増やしてほしいところです。

勝手に評価

米系の航空会社はあまり評価が高くないですが、ビジネスクラスとなるとシートは快適であり、ぐっすり眠るのには良いと思います。また、ITとエンターテイメントの大国である米国の航空会社だけあり、映画やテレビ番組のコンテンツが多い点やWi-Fiなど充実しているのは特徴的です。 

エアカナダ

エアカナダ

エアカナダホームページより

ANAマイレージクラブの特典航空券で発券し、搭乗しました。スターアライアンスのビジネスクラスの特典枠については、大西洋線について、主要都市(NYC,ORD,YYZなど)は余り空きがなく、ボストンやモントリオールなどの方が空いていたりします。航空会社としてはルフトハンザが良く空いていたりします。 

搭乗便

AC874

フライト機材

B787-8

フライトマイル

3,648 マイル

予約クラス

I

 

今回は、空いている中で最もスペックがよかったエアカナダを選択してみました。大陸間フライトと言うと距離があるように見えますが、4,000マイル弱と意外と短いフライトでした。

ACシートマップ

シートグルホームページより

シートスペック

エアカナダビジネスクラス

同社のボーイング787のビジネスクラスは「エグゼクティブ ポッド」と呼ばれ、全席通路側となっています。進行方向に対して少し傾いており、シートピッチを広くしつつ座席数を確保しています。デザインについては、シートはライトグレー、テーブルなどはメープルの国なのかわかりませんが、明るい色のメープル木目調、仕切りや壁などは白と明るい色でまとめられており、スタイリッシュで心地よいデザインです。 

シートピッチ

80インチ

シート幅

21インチ

リクライニング

フルフラット

シートモニター

18インチ/タッチパネル

ポート類

ユニバーサル/USB

 

エアカナダビジネスクラス機内

機内食

エアカナダ機内食
エアカナダビジネスクラス朝食

距離のわりに、フルコースの夕食と朝食があります。ワインのメニューも5種類あり、食の大国フランスの影響を受けているのか、思いのほかよかったです。北米大陸にはありますが、米系という括りにしてはいけないようです。 

勝手に評価

日本ではバンクーバー、カルガリー、トロントしか路線なく、あまり馴染みはありませんが、エアカナダは世界中に就航しており、世界各地の意見を取り入れているのかビジネスクラスの国際線サービスとしてのレベルは高いと言えます。ドップリ濃厚なサービスでないところが良いのかもしれません。 

エジプト航空

エジプト航空

エジプト航空ホームページより

シンガポール航空のカイロ発券のチケットの第一区間としてSQのコードシェア便名として発券・購入しました。実際の搭乗券ではMS便として印字されました。そのためかマイレージの加算まで1か月もかかりました。 

搭乗便

MS912

フライト機材

B777-300ER

フライトマイル

1,498 マイル

予約クラス

Z

 距離的にはナローボティの小型機でも良いのですが、需要が多いのか同社で最大の機材であるボーイング777-300ERでした。エジプト航空ではボーイング777-300ERのほかに、エアバスA330-300が長距離国際線として多用されており、エジプト航空の長距離線としてはどちらかに乗ることができると思います。成田線はボーイング777-300ERにて運航されています。

MSシートマップ

シートグルホームページより

シートスペック

エジプト航空ビジネスクラス

ボーイング777-300ERのビジネスクラスは2-3-2配列で窓側と通路側真ん中の座席から通路に出る場合は、隣人がいる場合、跨いで出ないといけません。シートピッチは公表値76インチですが、最近の仕切りで囲まれた個室感のあるシートとは違い、仕切りがないためかそれ以上に広く感じます。デザインは落ち着いた濃紺のレザーシートでテーブルはウォールナット調と豪華さがあります。 

シートピッチ

76インチ

シート幅

20インチ

リクライニング

フルフラット

シートモニター

15.4インチ

ポート類

ユニバーサル電源

 

エジプト航空ビジネスクラスフルフラット

機内食

エジプト航空機内食
エジプト航空ビジネスクラス機内食

短距離線の朝食ということもあり、軽めの食事です。同社ではアルコールや豚肉の提供はないため、食事の面では他社よりも種類は少ないと言えます。食器やグラスやカラトリーは地上のきちんとしたレストランと同様にきちんとしています。

勝手に評価

エジプト航空のビジネスクラスはシートの広さがなんといっても良く、長距離だとぐっすり眠れそうです。カイロ発券の場合、値段も安いため、コストパフォーマンスは良いと言えます。 

シンガポール航空

シンガポール航空

シンガポール航空ホームページより

今回の旅行のフライトの目玉ともいえるシンガポール航空のビジネスクラスですが、ドバイから東京までは、当然ではありますが2連荘フライトとなりました。夜行便と昼行便でそれぞれサービスの比較と機内食を変えることもできました。 

搭乗便

SQ495

SQ12

フライト機材

B777-300ER

B777-300ER

フライトマイル

3,634 マイル

3,312マイル

予約クラス

Z

Z

もう少しフライトが長ければよいのですが、コストもあるので今回は4,000マイル弱のフライトとなりました。いつかは8,000マイル超のフライトに乗ってみたいものです。

SQシートマップ

シートグルホームページより

シートスペック

シンガポール航空ビジネスクラス

シート配列はボーイング777-300ERの広いキャビンで1-2-1とゆったりとした配置となっています。シート幅は28インチと他社のビジネスクラスが20インチ前後の中28インチとかなり広くなっています。シートと言うよりもソファに座っている感じがします。デザインはダークカラー基調であり、仕切りの縁は渋く光るカッパー、シートはダイヤモンドステッチのレザーなど質感も高く、豪華さたっぷりと言った感じです。 

シートピッチ

78インチ

シート幅

28インチ

リクライニング

フルフラット

シートモニター

18インチ

ポート類

ユニバーサル/USB/HDMI

 

シンガポール航空ビジネスクラスベット

機内食

サテー
アペタイザー

食事のスタートは東南アジアの航空会社を意識してか、サテーからスタートします。その後は各国の料理が選択できます。洋食でも和食でも手の込んだ機内食であり、サービスに定評のある同社のレベルの高さを感じることができます。ワインについても素人でも美味しいとわかるものが多く、やはりレベルが高いと言えます。

メインコース
和食

勝手に評価

飛行機の入れ替えサイクルも早く、シートの刷新も早い同社は常に快適なビジネスクラスの旅行ができ、良いと言えます。ハードウエアだけでなく、サービスについてもレベルが高く、客室乗務員の制服もエスニックなためか、空の上にいるのかわからなくなります。機会があれば是非、搭乗したいビジネスクラスではありますが、同社のフラッグシップ機材にマイルで搭乗できるプログラムが限定されている点や有償の場合、コスパが高いチケットが少ないのが惜しいところです。

最後に

今回はスターアライアンスのビジネスクラスのみの比較となりましたが、各社ともサービスレベルが高く、非常に快適でした。ビジネスクラスは年々、新サービスが発表され、追随したり、また新たな方向性のサービスが出たりと話題につきなく、また機会があり、搭乗できましたら、このような比較をしてみたいと思います。

ビジネスクラス

 

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