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ANAエコノミークラス搭乗記 NH843 羽田/シンガポール・チャンギ インボランタリーアップグレードはなし

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NH843

昔よく利用したシンガポール行きの夜行便(NH843)に搭乗しましたので、お伝えします。この便は、羽田空港国際線が拡張された際にできた便で、以前は金曜23時台出発で、金・土・日の二泊三日が実現できることもあり、人気がありました。現在、クアラルンプール便が金曜後23時台発で、二泊三日が実現されますが、クアラルンプール発券のチケットの方が安いため、今のところはあまり関係ありません。

 羽田発シンガポール行きの深夜便の変遷

以前は、機材はボーイング767-300で、エコノミシートはFixed Back Shellと呼ばれるリクライニングだけど後ろに席が倒れないシートでした。現在でも、763と77Wであれば、体験できると思います。現在のNH843便の機材はB787-8で、ビジネスクラスはフルフラットにシートが倒せ、配列がジクザグの仕様となり、プレミアムエコノミー設定(シートだけでなく、運賃設定も)もあります。プレミアムエコノミーシートの配置は2パターンあり、2-3-2配列が2,3列のものです。言い換えるとプレミアムエコノミーのキャパが7人変動するとも言えます。

プレミアムエコノミーへの変更

SFC以上の会員であれば、エコノミーのチケットであっても、空席があれば、プレミアムエコノミーに変更してもらえます。最近はプレミアムエコノミー運賃もシンガポール線では10万円超と手が届かない値段ではなく、また、プレミアムエコノミーとしてはクラスがG,Eしかないにもかかわらず、ホテルとセットで驚愕価格にて出回っていたりするので、結構、空いていないこともあります。インターコンチフライトでは、そんなことはないので、DIA会員であれば、ほとんどプレミアムエコノミーに変更可能と思います。

搭乗口

搭乗

今回のフライトの24時間にオンラインチェックインをチェックしたところシートはエコノミー最前列が割り振られていました。ただし、いつも他社経由で購入の場合は、勝手に窓側に割り振れたりしないので、その点は良かったと思います。あわせて、該当便のプレミアムエコノミーの空席検索をすると空席がないため、売り切れのようでした。ビジネスとエコノミーは空席がたくさんありました。当日、空港のカウンターでも再度聞いてみますが、同様でした。

エコノミー全景
ANA SUITE LOUNGEで軽く食事の後、いよいよ搭乗です。優先搭乗にてゲートを通過。インボラ最後のチャンスですが、特になりません。まあ、過去の打率からすると今回は当たらないと思っていました。今日のシートは、エコノミー最前列の20Dのシートは20Fとの間のひじ掛けが可動式となっています。隣席が空いていれば、ひじ掛けをあげ、スペースを広く使うことができます。エコノミーのシート幅は44cm、プレミアムエコノミーのシート幅は49センチですので、見方によっては88cmのシートスペースを使うことができます。

エコノミー最前列

 バルクヘッドのエコノミーは稼働しないひじ掛けの幅があって、プレミアムエコノミーみたいな記事を読んだことがありますが、固定され感があり、個人的にはエコノミーだと思います。ちなみにシンガポール航空のA380のビジネスクラスのシート幅は99cmですので、それに匹敵すると(全然違うと思いますが)言えます。目の前にプレミアムエコノミーのシートがある生殺し状態でドアが閉まるのを待っているとなかなか、プレミアムエコノミーに着席する人が現れません。CAさんに聞いてみると今日は満席と聞いており、空いていましたら、ドアクローズ後に案内しますと言われました。プレミアムエコノミーといっても、エコノミーなので、こうしたことが可能なのですかねぇ。

シートピッチ

しかしながら、ドアクローズ直前となるとプレミアムエコノミーの席がどんどん埋まり、満席となりました。逆にこんな満席だとちょっと嫌だなと思います。昼行便だとビジネスやPYへのアップグレードは満喫できるものの、夜行便は寝てしまうので、できれば、昼にインボラ・アップグレードしてほしいものです。

プレミアムエコノミー

夜行便特有の鯖模様の袋に入ったお菓子セットです。カントリーマアムとグラッツと東レのウォーターです。

夜食セット
カントリーマアム

機内のオンデマンド映画で「Hidden figures」を見て、就寝。

Hidden figures

 結構ぐっすり眠り、明るくなり、朝食です。昔ながらの鮭弁当とのことでいつぐらいの昔かよくわからない設定でした。

朝食

最近はほとんど、マレーシアでしたので忘れていましたが、シンガポールは入国カード書かないといけませんね。

シンガポール入国書類

エスカレーターを降り、入国審査です。以前と変わったのが入国時、指紋をとるようになっていました。一方で、出国時は、パスポートスキャンと指紋認証をセルフとなっていました。

入国

最後に

今回の搭乗から何となくわかったこととしては、プレミアムエコノミーは運賃に手が届くルートでは、購入者が多いので、上級会員特典のプレミアムエコノミーへの変更が厳しいということとCAさんに相談すれば最後の最後空いていれば、変えてくれそうです。プレミアムエコノミーの空き次第では、エコノミーの方がいいということもあります。インボラについては、今回エコノミーがかなり空いていたので、エコノミーの混雑度が起点になるか思います。

ビジネスクラスやプレミアムエコノミーの記事は皆さんにたくさん読んでいただき、関心が高いと思われます。ビジネス・ファースト漬けもいいですが、エコノミーの方が色々な気づきや旅の記憶としては多いので、エコノミー大事です。

チャンギ空港

 

 

 

 

 

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