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ハワイアン航空の提携変更による影響

ハワイアン航空

これまで提携してきたANAからJALに提携先を変更することを発表して1か月が経過し、運賃など変化があるか調べてみました。

ハワイアン航空

A33-neo

エアバス社ホームページより

ハワイアン航空はハワイ州を本拠地とし、ホノルル国際空港(ダニエル・K・イノウエ国際空港)をハブとするフルサービスのエアラインです。歴史は長く、前世紀のリーマンショックとも言える世界大恐慌の始まった1929年に前身のインターアイランド航空として設立されています。就航地はハワイ諸島内のほか、アメリカ本土、オーストラリア、ニュージーランド、タヒチ、サモア、そして東アジアに就航しています。日本には、羽田/成田のほか、関西に就航し、2018年2月からは新千歳にも就航します。

新機材を投入

機材はボーイング717という、名前からすると相当古そうなイメージがあるものの1999年から運用開始された意外と新しい?小型機を多く所有し、ハワイ諸島内を結んでいるほか、長距離線ではエアバスA330-300を主力機種としており、2019年以降はエアバスA330-800neoを導入する予定です。

航空連合には加盟しておらず、同社のマイレージプログラム「Hawaiian Miles」では、2017年11月時点では、スターアライアンスではANAとワンワールドではアメリカン航空とスカイチームでは大韓航空と提携し、そのほかアメリカ本土では有名なジェットブルーのほか、ヴァージングループとも提携しています。 

ハワイアン航空とJALとの提携

ハワイアン航空は日本人のハワイ需要を取りこむためか、自社運航の日本への就航地を拡大しているほか、日本の航空会社と提携し、共同運航便などを実施し、収益拡大に力を入れているようです。2012年1月からはANAと提携し、コードシェアを開始したほか、その前月からマイレージサービスでも提携を開始してきました。しかしながら、ANAのマイルに加算されるフライトがハワイ国内線に限られるなど、一日一便成田とホノルルに就航しているスターアライアンス設立メンバーであるユナイテッド航空への配慮か利用者視点からすると利用しやすい提携とは言えない状態でした。

A380-800

ANAホームページより

そうした中で、諸事情により、エアバスA380-800型機3機を取得することとなったANAでは、ホノルルに就航させることとなり、ハワイアン航空はそうした状況もあり、姿勢を変化させたようです。

ハワイアン航空とJALは2017年9月末に包括的提携を発表し、それまでのANAとの提携を2018年3月で解消し、JALとのコードシェアやマイレージサービスで提携していくこととなりました。もともと、ワンワールドのアメリカン航空と提携しており、アメリカン航空は日本ハワイ間について、自社運航便はないものの、コードシェアを実施しており、3社にはよりメリットがある事が想像できます。

ソウル仁川に就航するハワイアン航空がある中で、割安な韓国発券のJALのハワイ行きの運賃を今後も継続するなどの問題はあるものの、提携は進化していくと思います。

日本とハワイ路線はJALが圧倒的に強いほか、デルタ航空が多く就航しているほか、大韓航空、チャイナエアラインも以遠権フライトを確保しておりスカイチームも強く、世界最大の航空連合であるスターアライアンスは日本ハワイ間では意外とマイナーな存在です。今回のハワイアン航空の逆襲ともいえる鞍替えにより、スターアライアンスは定期の直行便ではハワイと結ぶ便は東京のみとなり、2019年から座席枠に余裕ができるとはいえ痛手と言えます。ユナイテッドのネットワークを活用してグアムをハブにして日本全国とハワイと接続するとしても物理的な距離や採算性や天候などの問題から厳しいので、東京に一極集客して運ぶ必要があり、結構大変かと思います。

ANAとの提携解消スケジュールは以下の通りです。 

ハワイアン航空の新規就航路線の運賃

ハワイアン航空運賃

ハワイアン航空ホームページより

ハワイアン航空は2018年2月より、新千歳とホノルル間に直行便をエアバスA330-300で就航します。北海道からハワイの距離は遠いように見えますが、東京からホノルルまでよりも距離は短く、直行便の方が時間も短く便利と言えます。ハワイアン航空では、エコノミークラスでは運賃を安く設定しています。就航初月の2月で最安運賃を検索すると下記の通りです。コミコミで往復8万円以下となっています。ANAでのマイルは貯まりませんが、ハワイアン航空を利用したい方にはいいかもしれません。また、片道あたりプラス15,000円でシートピッチの広い座席も選択できます。

座席アップグレード

関西空港経由であれば、LCCでホノルルまで格安運賃もタイミングによりありますが、トータル時間では直行便にメリットがあり、日本国内の乗継運賃も鑑みると直行便の方がメリットはあるのではないでしょうか。 

特典航空券でのハワイ

マイル

同一タイミングでのANA特典航空券で新千歳とホノルル間を検索するとエコノミークラスが35,000マイルで確保可能でした。ANAマイレージ上級会員メンバーであれば、新千歳の新しいラウンジと羽田のラウンジが利用でき、機材もボーイング7878-9のため、空席があればプレミアムエコノミーにアップグレードされる可能性もあり、悩ましい選択となります。 

最後に

日本人にとって、前世紀からハワイは特別な存在なのか、需要もあり、需要にこたえる事業者もたくさん現れたりします。LCCがハワイ路線を就航させたり、キャリアが提携先を変更させたり、需給の流れが変わるような動きも頻繁に起きています。そのたびに、新しいお得な運賃がでたりして、利用者にとってはメリットもあります。今後もこうした変動が続くと思われ、どのような方向に進むのか動向に注目したいところであります。

オアフ
 


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