弾丸トラベルは怖くない!

マイル、飛行機、鉄道、海外・日本国内トラベル情報、ホテル、海外発券など

プレミアムクラスのアップグレードがますます難しくなる?

スポンサーリンク

国内線サービスリニューアル

8月23日、ANA国内線サービスのリニューアルに関するプレスリリースが発表されました。それによるとプレミアムクラスサービスの内容の変更もありましたので、考察してみました。

国内線サービスのリニューアル概要

国内線サービスのリニューアル概要は以下の通りです。

国内線プレミアムクラスの食事サービスをリニューアル

昼食の提供時間の拡大

従来 11時~13時の出発便

今後 10時30分~13時29分出発便

幹線路線での食事の内容と提供方法の見直し 

新千歳空港のANA国内線ラウンジがオープン

新千歳空港ラウンジイメージ

ANAホームページより

先日ブログでも記載しましたが、9月13日に新千歳空港にANA LOUNGEが新装オープンするほか、最上級会員向けのANA SUITE LOUNGEが新規オープンします。

新千歳空港ANA SUITE LOUNGE限定で食べられるスイーツとしては、「洋菓子きのとや」の「焼きたてチーズタルト」とのことです。

なお、ラウンジに直結する「ANAプレミアムチェックインカウンターは11月上旬オープン予定とのことです。

ANA Wi-Fiサービスでの機内の無料コンテンツが充実

機内で視聴できる無料映像コンテンツのラインナップが大幅に拡大するということです。JAL国内線 「ずっとWi-Fi無料宣言!」に対抗して、Wi-Fiの無料提供の発表に期待しましたが、今回はありませんでした。

ANA国内線Wi-Fiサービスの料金は以下の通りです。

機内wifiサービス

プランは2つあり、ANA Wi-Fi 40分プラン(40分間550円または550マイル)か、ANA Wi-Fi フルフライトプラン(1,050円または1,050マイル)です。

※料金は時間制ですが、ご利用のデータ量が15MBを超えると、一時的に回線スピードが遅くなります。機体の入口、壁面に「ANA Wi-Fi Service」ステッカーが貼られた機体が対象 

国内線プレミアムクラスの食事サービスのリニューアル

プレミアムクラス搭乗の醍醐味と言えば、マイル加算の点でいうと普通席よりもマイル加算率が高く、プレミアムポイントの加算率も高いほか、サービス面においては、広々としたシートに加えて、提供される食事とドリンクと言えます。2017年秋以降にこの食事についてリニューアルが図られます。

幹線路線での食事内容の変更

羽田発着幹線(羽田⇔伊丹・新千歳・福岡・那覇)において、こだわりの器に盛り付けた、こだわりの機内食を提供

プレミアムクラス新機内食

これまではプラスチックタイプの弁当形式であった食事をこだわりの器に盛り付けて提供するとのことです。器の素材には、言及しておりませんが、陶器や漆器によるものと考えられます。また、イメージ画像では飲み物もガラス製のグラスに注がれているものが掲載されており、従来のプラカップでは味気なかった飲み物も少しアップグレードされるとすれば、期待が持てるところです。

グラス

なお、新しい食事の提供時間帯は下記の通りです。

 朝食 始発から10時29分

昼食 10時30分から13時29分

夕食 17:00以降

上記時間以外は、「Premium SABO」という軽食が提供されます。食事のリニューアルに合わせて「Premium SABO」の名称及び、内容が変更されるかについての言及は現時点ではありません。 

羽田発着幹線(羽田⇔伊丹・新千歳・福岡・那覇)のプレミアムクラスの食事のボリュームのアップ

プレミアムクラス機内食2

器での提供に合わせて、食事の量も増えるということです。どれくらい増えるかは実際に搭乗してみないとわかりませんが、こちらもJAL国内線ファーストクラスを意識したものと言えます。食事の量の増加に伴い、ドリンクの量も人によっては増えると思いますが、ドリンクの内容については今のところ変更があるかどうかは不明です。なお、長距離路線である羽田=石垣路線では対象でないようです。

プレミアムクラスの当日アップグレードが厳しくなるか?

先日、プレミアム旅割28およびプレミアム特割の販売期間の改定がありました。さらに今回の幹線路線においての食事内容の見直しにより、プレミアムクラスへの当日アップグレードが厳しくなる可能性もあります。現状においても札幌や沖縄那覇路線では食事の提供時間帯のプレミアムクラスは空席が少なく(人間が移動するのが多い時間と重複しているのもありますが)、購入できる時間の拡大と食事の魅力により、空席がさらに少なくなる可能性があります。

そうすると、出発直前での空席も少なくなり、当日アップグレードの可能性も低くなると思います。アップグレードに失敗するとカーテンの向こうの前方席から陶器や漆器で食事をする音を普通席で耳にしながら、うらめしさが一層増すかもしれません。

最後に

個人的にはプレミアムクラスの現在の食事に食傷気味であるため、幹線路線だけではありますが、楽しみであります。また、ドリンクがグラスで提供されるかも興味深い所であります。来年でプレミアムクラスは10年ですので、さらに拡充を期待したいところです。

プレミアムクラス

Copyright ©Dangan-Lucky All rights reserved.