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ANAエコノミークラス搭乗記 NH865/862便 羽田=ソウル(金浦)往復 最前列席と普通の通路側席を比較

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NH865

ソウルの往復の際、エコノミークラスの最前列席とエコノミーの2列目以降の通路側席を利用し、比較してみましたので、お伝えします。

エコノミー席

エコノミークラスは運賃が安くて、気軽に搭乗できる一方で、フライト時間の長い場合は、エコノミークラス症候群という病名があるくらい、狭くて窮屈なイメージもあり、早く目的地に着かないかと時間ばかりが気になったりします。こうしたエコノミー席でも足元の広い座席があります。

シートマップ

上記のシートマップの赤線で括られたシートがバルクヘッド席と言い、日本語にすると隔壁席とでも訳すのかわかりませんが、異なるクラスの間やトイレとの間に設置される壁の前の席であり、事故時の衝撃対策か不明ですが、通常のエコノミークラスよりも前後の間隔が広くなっています。また、バシネットが設置可能であり、赤ちゃんを寝かすこともできます。

青線で括られたシートは非常口座席で、非常口があるため、前方に遮るものがなく、バルクヘッド席よりも広くなっています。ただし、緊急時は客室乗務員と脱出を手伝うことが必要であり、航空会社によっては、予約時にアラート表示し、同意の上、予約という場合もありますし、チェックインカウンターや搭乗の際に、客室乗務員より同意を求められます。海外の航空会社の場合は、英語が聞かれますので、覚えていた方がよいです。非常口座席は広々していますが、窓が設置されていない場合や長時間の場合、寒い場合もあります。また、トイレが近くにあり、トイレ待ちの人が立っている場合もあります。

ANAのエコノミークラス

ANAエコノミークラス

ANAの国際線の主力機であるボーイング787型機では、エコノミー席はシートピッチが34インチ、シート幅は18.6インチ、シートモニターは9インチです。バルクヘッドは2ヵ所(最前列、非常口のある機体中央部)、非常口は2ヵ所(機体中央の左右1か所ずつ)あります。特に最前列席は出発時間の24時間前のオンラインチェックイン前までは座席指定をブロックされていることが多く、24時間前にパソコンかスマホで早い者勝ちで選択となりますが、ダイヤモンド会員などには自動的に割り振られていたりします。

搭乗記 NH865便 往路ソウル行き

搭乗

スイートラウンジ
ロゼ

このチケットはソウル発券のロサンゼルス・サンフランシスコ往復の最終旅程のフライトであり、予約クラスがM(積算率100%)ということもあり、オンラインチェックイン時に最前列席が割り当てられていました。昼下がりのスイートラウンジはガラガラであり、ロゼワイン一杯飲み、搭乗。ラウンジか比較的近いゲートより出発。

最前列席

最前列席

最前列席は余裕の広さであり、隣席が空いていたこともあり、エコノミークラスとしては極上の空間です。

シートピッチ
税関申告書

ただし、シートモニターはひじ掛けの下から取り出す必要があり、離着率時は視聴できません。ANAのソウル線の場合、入国カードと税関申告書が事前にシートポケットにあるため、空港到着時に書く必要もないため、便利です。

離陸

スカイツリー

離陸すると北側に向かい、スカイツリーも見えます。埼玉上空を通過し、山梨側から富士山も見えます。北陸に向かうにつれて、雲が厚くなり、機内食タイムとなります。

富士山

機内食

機内食

最前列のシートのテーブルはひじ掛けから取り出し、二つにたたまれたテーブルを広げて使用します。ひじ掛けに収納するため、薄く、機内食を置くと少し不安な感じもします。また、ドリンクホルダーもないため、揺れが多い時は気になります。

機内食は夕方ということもあり、少しボリュームがあります。生野菜、ハムとパスタサラダ、鶏唐と彩り野菜弁当、デザートは韓国線のためか、ロッテのチョコパイです。

着陸

金浦空港

定刻通りに金浦空港に到着。金浦空港はソウル中心部から近いだけでなく、大きな仁川空港と違い、入国の行列がほとんどないところもメリットであります。

 搭乗記 NH862便 復路 羽田行き

NH862便

ソウル線は787がペイントされた機体に良く遭遇します。以前はクアラルンプールでもよく遭遇しましたが、プレミアムエコノミーが設置されたB787-9になってからはソウルの出番が多いのかもしれません。

通路側座席

通路側座席

今回は、特典航空券として搭乗。前日、寝坊して、オンラインチェックイン24時間前に確認することができなかったため、最前列席を逃し、シートは15Gであり、エコノミー前方から3列目の中央3席の右側のシートです。通路側を選択するのであれば、中央の通路側を選択した方が、ベストと言えます。中央の中央席は心理的にあまり座りたくないため、最後に埋まるみたいですし、隣席が二人連れの場合、知り合い側から通路に出ることがほとんどのため、わざわざ立ったりする可能性が低いと言えます。

シートピッチ

シートピッチはこのような感じです。モニターは睨めっこするような位置らあるため、最前列席と違い下向きに視なくて済むため、首が疲れません。離発着時にもモニターが作動しているため、時間の短いソウル線でも、結構、番組が視聴できます。

シートモニター

機内食

機内食

朝ということもあり、生野菜、リンゴ、ハーブオムレツとチーズラタトゥーユ添え、そして素麺です。このテーブルも折り畳み式ですが、ドリンクホルダーがあるほか、前の座席にガードされる感じもあり、揺れたりする場合は安心感があります。また、距離が短いためか、前席の方はリクライニングを使用しなかったため、快適でした。

着陸

ルートマップ

前回、搭乗した時とほぼ同じルートであり、定刻通りより早く到着。距離はわずかですが、沖留めでバス移動し、顔認証入国ゲートでスムースに入国。

沖留め

最後に

最前列席はエコノミークラスでは、極上の空間ですが、距離が短いソウル線であれば、どちらでもそれほど変わりません。長距離線であれば、大差があるため、最前列席が良いと思います。エコノミーの場合でもダイヤモンド会員であれば、最前列席をアサインされやすいため、ダイヤモンド会員が良いと実感する瞬間でもあります。

 

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