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ANA マレーシア行き長期滞在向けビジネス特別運賃と韓国発券ホノルル行きエコノミーを比較してみた

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ANAでは、マレーシア・クアラルンプール往復のロングステイ向きのエコノミーとビジネスクラスの特別運賃を発表し、2017年11月17日より販売開始となりました。ビジネスとしては安いので、他路線と比較してみました。 

マレーシア・クアラルンプール往復特別運賃(ビジネス)

クアラルンプール
この運賃は東京(羽田・成田)とマレーシア・クアラルンプールを往復する運賃であり、ビジネスクラスでは90,000円となっています。既にいくつかのニュースサイトでも取り上げられています。コンセプトとしては、長期滞在ニーズを取り込む狙いがあり、従来の業務目的での利用とはチケットのタイプが異なっています。また、最低期間が長くなっているため、収益性の低いマイラー利用も回避していると思われます。しかし、いくつかのブログではこの運賃の特性を逆手にとり、BtoB(Back to Back、簡単にいうと日本発の往復チケットの旅程の間に海外発の日本行き旅程のチケットを差し込んで利用)による上級会員資格到達への早道を説いている記事もあったりします。このほか、同区間で運航されているLCC(エアアジア)のビジネスクラス需要も取り込もうとしているのも考えられます。運賃は同等でラウンジやマイル加算があるのは強みと言えます。時期に依りますが、シートはエアアジアの方がフラットにはなるようです。

www.ana.co.jp

特別運賃のルール詳細

この特別運賃は「PRCY19」と言う名称で、通常のビジネスクラスとは違い、旅行期間や購入期間、利用できるルート、予約変更・取り消し手数料など制限がかなりあります。詳細は以下の通りです。

購入期限

日本出発の28日前まで

(予約完了後3日以内に購入必要)

空席待ち

不可

最低日数

9日

最長日数

6カ月

日本国内

往路・復路各1回可(途中降機不可)

経路規定

NH815/816/885/886便利用限定

予約変更

手数料 10,000円で可能

(同予約クラス以上の空席ある場合)

払い戻し

出発前・手数料10,000円で全額払い戻し

 

出発後・手数料10,000円で残額払い戻し

クラス

P

加算率

70%

利用期間

2018年1月10日から9月30日

販売期間

2017年11月17日から12月31日

 フライトが東京とマレーシアの往復に限定されている点や日本国内では24時間以内に羽田や成田で乗り継ぎをしないといけない点やマイル加算がビジネスクラスでありながら70%となっています。

マイル・プレミアムポイント加算

ビジネス運賃

この運賃で日本から1往復した場合にどれだけのマイルとプレミアムポイントが加算されるか整理してみます。サンプルの日程での運賃は総額97,910円とします。マイルは一般会員が現金で購入した想定とします。

マイル

東京=クアラルンプール間 3,338マイル

3,338×2×70%=4,672マイル

97,910円÷4,672=20.96円/マイル

プレミアムポイント

東京=クアラルンプール間 3,338マイル

(3,338×2×70%×1.5倍)+(400×2)=7,809PP

97,910円÷7,809=12.54円/PP

※1.5倍はアジア路線搭乗の場合に加算される倍率です。Pクラスはプレミアムポイントがフライトごとに400ポイント加算されます。

ライフタイムマイル(参考)

3,338×2=6,676マイル 

ビジネスクラス利用としては低価格であり、プレミアムポイントもそれなりに加算されるため、良い運賃と言えます。ただし、最低滞在期間が9日間のため、サラリーマンの方であれば、特別運賃期間に正規に利用するのは厳しいと思われます。 

他のルートでは

マレーシアは南北に長く、半島部分と島の部分もあり、海もとてもきれいです。また、首都クアラルンプールは東南アジア有数の都市であり、買い物からナイトライフまでローコストで楽しめる場所でもあります。このチケットと海外発券のチケットをBtoBで利用して、マイレージ上級会員を目指す場合に、年間何度か同都市に行くことになるかと思います。実際、自分もクアラルンプールに1年の間に土日(日帰りもあり)何度も訪れたこともあり、楽しいのではありますが、動ける範囲もわかってきて、後半は行動パターンがどうしても同一化してきて、やっつけ仕事になってしまいます。我儘ではありますが、ある程度色々な都市に訪問することをミックスしないとマンネリ化して、限りある時間がもったいないと感じることもあります。 

韓国発券のホノルル往復

ルート

日本発券のホノルル往復の場合、最低日数が足かせとなり、週末だけでホノルル往復はできませんが、韓国発券の場合は、日本で24時間以上の滞在ができるほか、ホノルルでは1泊で往復も可能なため、週末ハワイを実現できます。そして、その前後にソウルの旅行も楽しめ、日帰りでも週末滞在でもソウルを堪能できます。ソウルとの距離は758マイルのため、あっという間に到着するので疲労蓄積もそんなにありません。

運賃検索

韓国発券で、日本に滞在して、ホノルルを週末弾丸往復する日程を検索してみました。結果は下記の通りです。

ホノルル運賃

週末ソウルで過ごして、その翌週金曜日の夜にホノルルに出掛けて1泊して、日曜の夕方に日本に戻り、夜までには帰宅も可能です。そして、翌週はソウルに行くこともできます。海外発券のため、日本からソウルまでの往復は必要となりますが、同区間はフルサービスキャリアとLCCが玉石混合で就航しており、うまくピックアップすれば格安で快適に移動できますし、フライト時間が短いため、肉体的な負担も少なくて済みます。

マイル・プレミアムポイント加算

では、この運賃で日本から1往復した場合にどれだけのマイルとプレミアムポイントが加算されるか整理してみます。サンプルの日程での運賃は総額80,110円とします。マイルは一般会員が現金で購入した想定とします。

マイル

羽田=ソウル(金浦)間 758マイル

758×2×50%=758マイル(A)

成田=ホノルル間 3,831マイル

3,831×2×50%=3,831マイル(B)

A+B=4,589マイル

80,110円÷4,589=17.46円/マイル

 

プレミアムポイント
羽田=ソウル(金浦)間 758マイル

758×2×50%×1.5倍=1,137PP(A)

成田=ホノルル間 3,831マイル

3,831×2×50%=3,831PP(B)

A+B=4,968PP

80,110円÷4,968=16.13円/PP

ライフタイムマイル(参考)

(758+3,831)×2=9,178マイル

マイル単価としてはこちらの方がよく、プレミアムポイント単価としてはクアラルンプールの方が良くなっています。クアラルンプール側はBtoB発券となるとクアラルンプールから日本往復もほぼ同時に購入が必要であり、キャッシュアウトが多くなります(マイルが大量にありスカイコインに変換して充当する場合は別ですが)。また、韓国発券の場合は、1回の旅程で3度出かけることができますので、旅行者としての経験値も高められると思います。

ソウル

どちらが良いか

プレミアムエコノミー

今回比較した2つの旅程はどちらともコスパは比較的良いと言えますが、ビジネスとエコノミーの格差があり、ビジネスが圧倒的に良いわけではありますが、韓国発券については、東京からホノルル間はボーイング787-9で運航されており、マイレージプレミアムメンバーであれば、プレミアムエコノミーへのアップグレードされる可能性もあります。東南アジア路線では、クアラルンプール発券のプレミアムエコノミーが割安であり、満席となる場合もありますが、ホノルル路線ではプレミアムエコノミー運賃は比較的高いため空いている可能性もあり、プレミアムエコノミーで移動できる可能性もあります。

最後に

今までハワイはあまり関心ありませんでしたが、2017年は短期間のまさに弾丸で行く機会があり、世界屈指の魅力的な場所であると認識し、もっと早くから行っていればと思っています。距離的にも欧米路線と比較するとエコノミーでもなんとかなるため、来年はハワイ諸島巡りを弾丸でしながら、プレミアムポイントを貯めること検討してみたいと感じているところであります。 

夕焼け


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