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中国国際航空 ビジネスクラス搭乗記 CA182便 羽田から北京 グレードアップが凄い

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エアチャイナロゴ

中国国際航空(エアチャイナ)の羽田発北京行きCA182便のビジネスクラスに搭乗しましたので、お伝えします。

搭乗から離陸まで

搭乗

搭乗案内
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搭乗時間となり、優先搭乗が始まります。このあたりはスターアライアンスと平仄を合わせているようです。

機材

A330-300 CA

今回の機材はエアバスA330-300であり、羽田早朝便や夜便は小型機ですが、昼便はワイドボディの大型機でした。

A330機内 CAビジネスクラス

エアチャイナの場合、エアバスA330-300は主力機でかなりのルートで遭遇する機材であります。ビジネスクラスの配列は2-2-2で、シートピッチは58インチ、シート幅は21インチ、リクライニングはフルフラットで、形状としては直列のオープンタイプのフルフラットです。とにかくシートピッチが広く開放感があります。タイプとしては最新ではありませんが、熟睡ができるシートです。ただし、隣席が空いていないと、スマホやカメラなど置く場所に困り、カメラを抱いて寝るような感じになってしまいます。

搭乗するとCAさんがスリッパをビニール袋から取り出して足元に置いてくれます。内容は異なりますが、雨の日に居酒屋に行った際に、店員の方が傘にビニールを被せてくれるのと何となくタブってしまいます。

スリッパ
毛布
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短距離線ではありますが、枕と毛布もあります。今回の座席は通路側最前列のバルヘッドでした。最前列には棚があり、新聞各紙があります。

マガジンラック

ウェルカムドリンク

中国国際航空 ウェルカムドリンク

ウェルカムドリンクについては、デフォルトはソフトドリンクのようですが、依頼をすればシャンパンなども用意してくれそうです。容器はガラス製のグラスです。 

エンターテイメント

シートモニター

バルクヘッド席のため、モニターは中央から取り出して利用します。モニターサイズは15インチぐらいであり、取り出すサイズとしてはこれくらいが限界と思われます。ヘッドフォンはノイズキャンセル機能がついており、静かになります。ソニーやBOSEなどの最新式と比較するとその機能は強くないですが、十分かと思います。

電源
セーフティーボード

電源についてはユニバーサルタイプのコンセントUSBポートがついています。地味な場所についているため、見つけるのに苦労しました。Wi-Fiについては外部から見るとドームアンテナのようなものが設置されていますが、サービス提供はありませんでした。 

コンテンツについては、メニュー画面が素朴なため、日本語吹き替えなどのコンテンツに期待していませんでしたが、コンテンツをスタートする時にかなりの確率で日本語吹き替えが選択でき、意外でした。この辺りも内容が充実してきていると言えます。

キングスマン・ゴールデン・サークル

最近日本でも公開された、映画のキングスマン・ゴールデン・サークルも日本語吹き替えで堪能できました。エルトン・ジョンの演技が際立っています。 

機内食

機内食

スターター

スターター

最初はシャンパンとおつまみからスタートです。この辺りは他の航空会社と変わりません。

前菜

前菜

変化をとても感じたのが、機内食は前菜・汁物、主菜、デザートの3つずつそれぞれ提供される点です。以前ですと、まとめて用意されていたのですが、前菜は正月なのかわかりませんが、おせちのような大きな器が出現します。このいきなりの器でサプライズし、ふたを開けるとさらに驚きます。

前菜9品

器は3×3で仕訳けられており、9種類の味が堪能できます。まさに酒の肴としてうってつけであります。日本で調理されているためか、かなりおいしいです。今の時期はおせちに飽きている時期ですが、再び食べても飽きないくらいおいしかったです。

主菜

主菜

メインコースは鶏肉、牛肉、野菜の3種類から選択できますが、敢えて野菜にしてみました。トマトソース炒めということでしたが、味付けとしては酢豚に近く、豚肉の代わりに小さな揚げ出し豆腐が入っていました。これもまた、日本で調理されているのか絶妙な味わいでした。

デザート

最後のデザートはアジア圏の生菓子とフルーツであり、デザートはどこの航空会社でもありそうなシンプルなものです。

ドリンク

シャンパン

ワインは赤・白・泡の3種類のみでしたが、いずれもフランス産でした。泡はシャンパンでした。以前は中国産のワインでしたが、今はすべてフランスとなっています。さらに、食後に制服の色が異なるチーフパーサーさんらしき人が日本酒はいかかでしょうかとおすすめされ、まだ余力があったため、いただくこととしました。

銘柄は「上善如水・純米大吟醸」でした。ブルーの瓶は写真映えして、味は文字通りであります。

上善如水・純米大吟醸

上善如水・純米大吟醸

最後に

もともとは中国国営の中国の中国民用航空局がルーツであり、航空会社を略してあらわす2レターコード「CA」も引き継いでいます。民営化されても官僚的なところはあると 

 

思いますが、現場の方々は、写真を撮影していると積極的に撮影に協力していただき、サービス精神が旺盛で感激しました。さらにシートスペックの高い、同社のボーイング747-8型機や787-9型機などにも搭乗してみたいと感じました。世界の大国になった中国はこれからサービスを求めていくのかもしれません。

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